こんにちは!(こんばんは) Red Hatで通信事業者様担当セールスの久保田です。
今日はレッドハットのオープンソース関連のセキュリティブログのご紹介です。 このブログは英語なのですが、翻訳をお手伝いしております。
コンフィデンシャルコンピューティングのコミュニティ
昨今、セキュリティ関連のニュースが巷を騒がせていますが、グローバルの通信事業者や各国の制度も対応してきています。
その中で、オープンソースの世界でも動きがあります。 コンフィデンシャルコンピューティングという言葉を聞いたことがありますか?
コンフィデンシャル コンピューティングを定義し採用の促進に取り組むコミュニティ Confidential Computing Consortium を設立したLinux Foundationの定義では
コンフィデンシャルコンピューティングでは、暗号化されたデータをシステムの他の部分に公開することなくメモリ内で処理できるため、機密データの公開を減らし、ユーザーのコントロールと透明性を向上します。
としています。
Red Hat EnarxはそのCCCの中でオープンソースプロジェクトとして参加しています。
セキュリティブログ
本題のセキュリティブログのご紹介です。 上で述べたEnarxを始めとして、オープンソース開発やその他のセキュリティ関連の情報が Red HatのセキュリティチーフアークテクトのMike Bursellからアリス、イブとボブのブログから発信されています。
なぜアリスとボブかというと、セキュリティ関連の通信の説明は必ずこの二人(と時々イブ)が出てくるのです。 そういうことになっているのです。
さて、このブログ、英語で発信されていますが、いくつかの記事は日本語になっています。
このブログ、毎週発信されているので、なかなか追いつかないのですが、 個人的に面白そうな記事から地道に翻訳作業を行っています。
Red Hatならではのオープンソースの活動だったり、Enarxの話だったり、一般的なITセキュリティの記事がアップされていますので ぜひのぞいてみてください。
一部ご紹介
HSM(Hardware Security Module)のお話
高価ですが(買ったことはないのですが)暗号鍵をきっちり守ってくれる仕組みです。 軍用など、セキュリティ対策を確実にしたい場合に使われるハードウェアです。
enarxのアナウンス
2019年のRed Hat Summitの際に発表されたアナウンスです。 今年のSummitでも何か進捗があれば、と期待。 ツアーもありますよ!
コンフィデンシャルコンピューティング ー新しいHTTPSとは?
コンフィデンシャルコンピューティングについてです。 HTTPSが浸透してきたことで、セキュリティの意識が高まってきていることを感じられます。
オープンソースプロジェクトを始める7つのアドバイス
Enarxを始めとする色々なオープンソースプロジェクトから、イノベーションは生まれます。 日本でもオープンソースに注目が集まってきています。 ぜひ参加してみませんか?
2019年はenarxの年でした
2020年の発表が楽しみです! 日本でもステッカーを配れるようなイベントがいつか開催されるでしょうか?
皆さまの反響にかかっております。