レッドハットのソリューションアーキテクトの森です。
2月17日〜18日にオンライン開催された、Developers Summit 2022 のスポンサーセッションで、「レッドハットのミドルウェアでレガシーアプリケーションを段階的にモダナイズする話」というテーマで、レガシーシステムを段階的に移行するにあたり、必要な技術要素と実装例について、デモを交えながらお話をさせて頂きました。
アジェンダとしては、以下の内容になります。
- 段階的移行に有効な4つのテクノロジーについてのご紹介
- マイクロサービス
- コンテナ
- ストラングラーパターン
- イベント駆動アーキテクチャ
- イベント駆動アーキテクチャを使用したデザインパターン、 CQRS(コマンドとクエリの責務分離)
- CDC(Change Data Capture)によるCQRSの実装例
- 共有データベースを、CQRS+CDCによるストリーム処理で解体し、イベント駆動型データ連携システムへ
システム移行を検討されている皆様のヒントにしていただければ幸いです。
講演資料は Speaker Deck に公開しておりますので、興味のある方は是非ご覧ください!
また、当日に頂いたご質問の中で、CDC(Change Data Capture)でエラーや障害が発生した時に、どのような対応が必要か?という内容を頂きましたが、 以下のRed Hat Integration の Debezium のマニュアルにて、障害発生時の対応方法の一例が記載されておりますので、ご参考にして頂ければと思います。(例としてPosgreSQLの場合)