レッドハットのパートナー【4】Red Hat OPEN に関する説明と利用手順 その1

こんにちは、ソリューションアーキテクトの岡野です。

今回は、Red Hat Connect で提供されているトレーニングの仕組み「Red Hat OPEN」 について、その概略と利用方法をご紹介します。

Red Hat OPEN は「Red Hat Online Partner Enablement Network」の略で、 パートナー向けに提供しているオンライントレーニングサイトです。弊社のほぼ全ての製品を体系的に学ぶことが可能で、非常に充実した内容となっており、製品概要から技術詳細、そしてハンズオン環境まで用意されています。

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Red Hat OPEN では、各役割ごとに以下のようなコンテンツが準備されています。

  • 営業の方向け・・・音声付きスライド
    製品概要、How to Sell など
  • プリセールス SE の方向け・・・音声付きスライド + ハンズオン
    製品概要、How to Sell、製品技術詳細、製品の使い方に関するハンズオン
  • デリバリの方向け・・・音声付きスライド + ハンズオン
    製品技術詳細、製品のインプリメンテーション含めたハンズオン

[音声付きスライドの例]

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トレーニングは、以下のようなカテゴリーに分かれています。各カテゴリーに含まれる製品は大まかに下記の通りです。こちらを参考に選択いただければと思います。

  • Foundation
    Red Hat の基礎(営業、プリセールスエンジニアに対応)*
  • Cloud Infrastructure
    Ansible, Cloud Forms, OpenStack, OpenShift
  • Data Center Infrastructure
    RHEL, Satellite, Ceph/Gluster, RHV
  • Middleware Solutions
    3scale, BPM, EAP, A-MQ, Fuse, OpenShift, MAP

*Foundation は製品トレーニングではありませんが、他のトレーニング実施前に完了する必要があります。

 

具体的なトレーニング受講方法については「OPENの受講方法[PDF]」をご確認ください。

OPEN では多くの有益なトレーニングコンテンツを提供していますので、ぜひ積極的にご活用ください!!

 

次回は、OPEN で提供されている機能の一つである、オンラインLAB(OPENTLC)についてご紹介します。

 


レッドハットのパートナー 記事

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。