Ansible Tower 3.3の新機能/改善点紹介の動画サマリ

こんにちは。レッドハットのAnsibleビジネス開発を担当している中村( @fideleruuth )です。今回は、Ansible Towerの開発を担当しているBill Nottinghamが新機能・改善点などを20分くらいの動画で紹介していましたので、日本語で簡単にどのような機能が紹介されていたか簡単な箇条書きですが日本語で紹介したいと思います。

動画へのリンクはここ f:id:FideleRuuth:20181018100955p:plain

なお、Ansible Tower 3.3は、9月12日にリリースされており、こちらのブログ(英語)でも機能について紹介されていますので、その内容とほぼ重複しています。文字で読むよりも動画で見たほうがわかりやすいと思いますのでぜひ見てみてください。

f:id:FideleRuuth:20181018101747p:plain
Ansible Towerの新しいUI

ーーー以下動画で紹介されていた新機能/改善点ですーーー

  • Ansible TowerのUIわかりやすくした
    • 左側にナビゲーションのカラムを作成
  • 権限管理の面
    • ActiveDirectory/LDAPとの連携について
    • LDAPは1つしか登録できなかったが、複数LDAPを登録できるようになった
    • SAMLディレクトリを登録できるようになった
  • Template画面
    • それぞれのJob TemplateがどこのInventoryに対して実行するものなのかがわかりやすくなった
  • Project画面
    • 自動化したい作業を見つけやすくなった
  • スケジューリング
    • スケジュール設定しやすくなった。
  • Ansible のCustomバージョンを選択して実行できるようになった
    • 過去の特定のバージョンでしかテストしていないPlaybookをその特定のバージョンをTowerから指定して実行することができる
  • Tower API経由で利用させるToken発行
    • Read Onlyでしか利用できないTokenを発行すると、APIで確認できるのは実行できるJob確認することしかできないなどの設定も可能
  • Isolated Node機能の拡張
    • インストール時にIsolated Nodeを設定しなければならなかったが、ダイナミックにInstance Groupを追加できるように
  • Ansible TowerをOpenShiftコンテナ上にデプロイできるようになった
    • OpenShiftからスケールアップできる
  • 3.4は2019年の早い時期に提供する予定

ーーー以上ですーーー

ちなみに、Ansible Towerの評価をされたい方は、以下のサイトの「FREE ANSIBLE TOWER TRIAL - ENTERPRISE FEATURES」からライセンスの依頼が可能です。ですが、対応が遅かったりするケースもありますので、その際には、ansible-jp@redhat.com までご連絡いただければ、2-3営業日で対応させていただきますので、お気軽にご連絡ください。

Ansible Tower License

Ansible Towerのダウンロードは以下です。

Ansible Tower Trial | Ansible.com

参考価格など日本向けの情報サイトもありますので、是非ご参照ください。

www.redhat.com

ハッピー・オートメーション!

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。