2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Application Services Newsletter 2022年10月号記事

Red Hat のソリューションアーキテクトの杉本です。 Red Hat にはクラウドネイティブアプリの開発に役立つ、ソフトウェアのラインナップが充実していることをご存知ですか? ここでは、それらのソフトウェア [Red Hat Application Services] に関する注目ニ…

ノードのサイジングで知っておきたいOpenShiftのsystem-reserved

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている石川です。 OpenShiftを含むKubernetesのクラスタを設計する際に悩まれるポイントの一つとして、ノードのサイジングがあると思います。 実際に必要となるノードのサイズは、その上で動かすコンテ…

Red Hatの新しいマネージドサービス "Red Hat OpenShift API Designer" を活用して同期・非同期に対応したAPIをグラフィカルに設計しよう!

こんにちは。Red Hatでソリューションアーキテクトをしている杉本 拓です。 Red Hatのマネージドサービスについては以前の赤帽ブログでも紹介したように、マネージドのOpenShift環境で様々なマネージドサービスが利用可能になっています。 Application Servi…

OpenShiftにおけるMultiCloud Gateway(MCG)とレジストリ

こんにちは。レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしている宇都宮(うつぼ)です。 なんだか久しぶりな感じがしますが、今回はOpenShift Data Foundation(ODF)のMultiCloud Gateway(MCG)について話します。 以前(だいぶ前)にもMCG自体に…

アプリケーション・モダナイゼーション: マイクロサービス間のデータ同期

レッドハットのソリューションアーキテクトの森です。 マイクロサービスについて、前回はそのアーキテクチャの概要から利点、そして課題についてまとめました。今回はマイクロサービス間のデータ同期の手法についてご紹介していきます。 前回の記事はこちら…

スマートプラグが測る消費電力の保存、Performance Co-Pilotで出来ます

Red HatのChristian Hornです。 家電の消費電力に興味があって、僕はスマートプラグを3つ買いました。 その3つのプラグはそれぞれの携帯のアプリで消費電力の提示ができるが、 一つしかAPIの供給ができません。この記事では、そのAPIで得たデータを PCPの…

systemd serviceから呼ぶシェルではsudoではなくsetprivを使う

Red Hatの森若です。 自分でsystemdのservice unitを作るときに、起動用のいくつかのコマンドを記述したシェルスクリプトを呼ぶ事は(理想的ではないですが)あるかと思います。 今回はこの場合に、sudoを利用するとまずい理由を説明して、かわりにsetprivを使…

Red Hat OpenShift Connectors のご紹介

こんにちは、ソリューションアーキテクトの蒸野(ムシノ)です。 今回は、Red Hat Developerのブログ Get started with Red Hat OpenShift Connectors | Red Hat Developer の翻訳記事を紹介させて頂きたいと思います。 一部、記事の内容を分かりやすくする…

/usr/lib/.build-idってなんだろう?

TL;DR ファイルを見る 「Build ID」とは 「debuginfo」 とは debuginfoとBuild IDの関係 「debuginfoの素早い検証」 「ダンプに対応するバイナリの発見」 複数バージョンのdebuginfoをシステムへ導入する /usr/lib/.build-id の通常rpmへの移動 Build IDの応…

OpenShiftのBlue/Greenクラスターアップグレードの方式を検討する(AWS編)

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている北村です。 みなさん、OpenShiftのアップグレードしていますか?Kubernetesを運用する上で避けて通れないのがクラスターのライフサイクル管理です。Kubernetesは従来のプラットフォームよりもバー…

Podmanでcode-serverのcontainerを起動しサービスとして公開する方法

概要 Red Hat でコンサルタントをしている陳といいます。 仕事の中でお客様にワークショップを行うための開発環境を提供する場面があって、検討した結果、 ブラウザでhttpsでvscodeが使えるようにした。メリットは以下です。 お客様のセキュリティ対策で遮断…

Cryostatの情報まとめ

Red Hat で Java Platform Advocate として OpenJDK を担当している伊藤ちひろ(@chiroito)です。 この記事は、Red Hat が主導して開発している JDK Flight Recorder を管理するツールである Cryostat に関するブログのまとめ記事です。 Cryostat 2.1 9つの…

9つの素晴らしいCryostat 2.1のアップデート

皆さんは、Java Flight Recorderを使ったことがあるのではないでしょうか。これは、Javaの動作状況を分析し、理解するための優れたツールです。開発中や本番で稼動している作業量を把握するのに重宝します。Cryostatは、コンテナとKubernetesに同じ機能を提…

ROSAでスポットインスタンスを使う

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている石川です。 今回はROSAで使用することができるスポットインスタンスについて紹介していきたいと思います。 そもそもROSAとは何かについて知りたいという方はこちらの過去記事をご参照下さい。 rhe…

Cryostat 2.1での不要な通知をフィルタリング

Cryostatは、Java Flight Recorder (JFR)でJavaアプリケーションを監視する際、常に通知を発行してきました。Cryostatのバージョン2.1では、提供される情報の量を増やし、表示されるものに対するユーザの制御を強化し、Cryostatの性能を向上させる通知のため…

Cryostat 2.1の新ダウンロードAPIでJFRデータに高速にアクセス

Cryostatは、Kubernetes上でJDK Flight Recorderのデータを管理するためのツールです。この記事では、JSON Web Token (JWT) に基づく新しいダウンロード API が、Cryostat 2.1 Web クライアントにおいて、より応答性が高く効率的なダウンロードの流れを促進…

Cryostat 2.1のサイドカーレポートによるリソース消費量の削減

Cryostatは、Kubernetes上でJDK Flight Recorderのデータを管理するためのツールです。Cryostatのバージョン2.1では、JDKフライトレコーディングの自動分析レポートを生成するために、サイドカーレポートコンテナを使用するオプションが導入されています。以…

Cryostat 2.1によるKubernetes上のJMX認証情報の管理

Cryostatは、Kubernetes上のJDK Flight Recorderのデータを管理するためのツールです。コンテナ化されたJava仮想マシン(JVM)上でJava Management Extensions(JMX)認証を有効にしている場合、CryostatはターゲットJVM上のJDKフライトレコーディングにアク…

CryostatとGraphQLによるインスタンス間のJFR管理

Cryostatは、Java Flight Recorder (JFR) を用いたJavaアプリケーションの監視をクラウド上で管理します。Cryostat 2.1では、複数のアプリケーション、コンテナ、Kubernetesポッドのフライトレコーディングを制御するためのGraphQLがサポートされており、強…

Cryostat 2.1でJFRデータを記録ラベルで整理する方法

Cryostat 2.1の技術プレビューリリースでは、コンテナで管理されたJavaアプリケーションを監視するJDKフライトレコーディングにメタデータやカスタムラベルを添付し、Cryostatを使ってそれらの記録を管理できます。記録のラベルは、クエリで記録を識別し、同…

あらためてKnative入門!(Knative Eventing編)

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている石川です。 以前の記事でKubernetes上でサーバーレスのアプリケーション実行を行うKnativeのコンポーネント、Knative Servingについてご紹介させて頂きました。 rheb.hatenablog.com rheb.hatenab…

Cryostat 2.1の新UIでJFRの自動化ルールを構築する方法

Cryostatは、Kubernetes上でJDK Flight Recorderのデータを管理するためのツールです。最新バージョンであるCryostat 2.1では、Cryostat 2.0でAPI機能として導入されていた自動化ルールのユーザインタフェースが一新されています。これにより、多くのJavaア…

OpenShiftでCryostat 2.1にログインする方法:SSOを使う

Kubernetes上でJDK Flight Recorderのデータを管理するツールであるCryostatは、Cryostat 2.1の技術プレビューリリースとして、Red Hat OpenShift上の組み込みOAuthサーバーに統合されました。OpenShift上のCryostatにログインすると、OpenShiftのログインペ…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。