2019-01-01から1年間の記事一覧

Quarkus 1.1.0.Final リリース - テンプレートエンジン、YAMLによる設定など

Quarkus 1.1 .0.Finalが年末年始に間に合うように登場し、すべての拡張機能(Camel Quarkusを含む)の準備ができました。 このバージョンの開始時には、いくつかの紆余曲折がありましたが、それは良い話です。Quteテンプレートエンジン、YAML設定のサポート、G…

無限に長くなる猫は好まれない(?)話

レッドハットの森若%仕事納めモード です。 猫は意外と胴が長いのですがこの記事とはあまり関係ありません。 ねこはのびます Photo by Timo Volz on Unsplash RHEL7とRHEL8で動作が違うcat 突然ですが以下の2行をRHEL 7とRHEL 8で実行すると動作に違いがあり…

『OpenShift.Run』OpenShift Communityの忘年会

こんばんわ。 2019年ももぅあと僅かですね。今年は何やってたんやろ…と思ってたら終わりました。 そしてAdvent Calendarも、いよいよ終わりになりましたね。ブログはもともと苦手なんですが、師走はバタバタしており、時間がないともっと苦手になりますねー…

Ansibleのトラブルシューティング(1) : トラブルシューティングのファーストステップ

この記事は「Ansible Advent Calendar 2019」24日目の記事です。 レッドハットでAnsibleのテクニカルサポートエンジニアをしている八木澤(ひよこ大佐)です。 我々テクニカルサポートエンジニアは、お客様からのお問い合わせに基づいて、提供いただいたAnsibl…

2020年のAWXの世界を少しだけ覗いちゃう

赤帽エンジニアブログをご覧頂いているみなさん、めりーくりすます。Red Hatのさいとうです。赤帽エンジニアブログのAdvent Calendar 2019最終日の記事はAnsible AWXです。だってみんな使ってるもんね! Hello! New UI! 2020年のいつ頃かは未定ですが、AWXの…

How to contribute - AWX (2)

めりーくりすます。Red Hatのさいとうです。この記事はAnsible 2 Advent Calendarの12月25日のエントリです。 前回の記事に引き続き、2回めの今回は、実際にAWXのコードを修正して規定のテストを実施し、アップストリームのAWXプロジェクトにPull Requestを…

Ansibleユーザー会 2019年まとめ #ansiblejp

2019年ももうおしまいですね。進捗いかがですか? この記事はAnsible Advent Calendar 2019の25番目の記事です。僭越ながら、Ansible Advent Calendar 2019の最終日に投稿させていただきます。 2019年も参加者の皆さんのおかげで、あらゆる形でコミュニティ…

Automation Analyticsを活用してAnsible Towerを監視する

この記事は、赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 23日目の記事です。 皆様こんにちは、Red Hatの八木澤(ひよこ大佐)です。前回、PrometheusでAnsible Towerを監視する記事を投稿しましたが、Ansible Towerには「Automation Analytics」と呼ばれる、お手軽…

OpenShift 4.2 [Tech Preview ]Machine Health Check を有効にしてみる

Red Hat でソリューションアーキテクトを担当している荒木です。赤帽エンジニアブログ アドベントカレンダー 21日目をおおくりいたします。 2019年12月20日 に開催されたOpenShift.run で OpenShift 4.2 の、Machine Config Operator について紹介させていた…

Ansible のサポートがよく見るドキュメント

この投稿はAnsible 2 Advent Calendar 2019の21日目の記事です。 qiita.com レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートエンジニアをしています。 今回の記事では、サポートがよく見るドキュメントについて紹介してみます。 Ansible のドキュメン…

Quarkus の HTTP レイヤーのスレッドプールについて

追記: こちらの記事は執筆時点(2019/12/20)での Quarkus 最新バージョンであった 1.0.1.Final の動作を元に記載されていました。しかし、その後に以下の修正によって Quarkus 1.1.0.Final 以降からは、Quarkus RESTEasy では Vert.x スレッドプールは使われ…

OpenShiftでOVNを使ってみる

Red Hatでコンサルタントをしている織です。この記事はOpenShift Advent Calendar 2019 19日目のエントリです。 OpenShiftはRed Hatが製品として出しているKubernetesのディストリビューションです。Kubernetesでは、コンテナのネットワークインターフェース…

Ansible TowerをPrometheus(+Grafana)から監視する

この記事は、『[Ansible 2 Advent Calendar]』(https://qiita.com/advent-calendar/2019/ansible2)18日目の記事です。 qiita.com こんにちは、Red HatでAnsibleのテクニカルサポートエンジニアをしている八木澤(ひよこ大佐)です。 今回は、Ansible Towerの…

Red Hat CodeReady Workspaces 2.0 で 開発環境をコードとして管理する

本記事は 赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 の17日目のエントリです。 はじめまして。 Red Hat でコンサルタントをしている白川です。今年6月に Red Hat に入社してから初めての投稿となります。 今回 Red Hat CodeReady Workspaces の最新バージョンで…

ストレージオーケストレーターRook 0080 OCSの中のNooBaa(後半)

この記事はOpenShift Advent Calendar 2019 - Qiita17日目の記事です。 こんにちは、レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしている宇都宮です。 前回の続きでNooBaaの紹介をしていきます。 OpenShift Container Storage(OCS) 4をデプロ…

Apache Camel 3の注目ポイントTOP 10

Red Hat エンジニアリングの佐藤匡剛です。赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 19日目のつもりで書いたのですが、もう書けちゃったのでせっかくなのでフライングで投稿します。 本ブログやRHTN、勉強会などでたびたびお伝えしていた通り、ついに先月11/28…

OTAでOCP4とK8sをお手軽アップデート

Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 この記事はOpenShift Advent Calendar 2019 - Qiita 15日目のエントリになります。 早いもので12月も残すところ半月。アドベントカレンダーも後半戦に突入ですね。 書く方も大変…

あなたがAnsibleFest2020に行く理由&今から準備できること #ansiblejp

こんにちは!レッドハットでマーケティングに所属する中村(@fideleruuth)です。この記事は、Ansible 3 Advent Calendar 2019の15日目の記事です。そしてこの記事は完全に箸休め記事です。 AnsibleFestとは AnsibleFestは、年に1度の”Ansible”のみに限定した…

ストレージオーケストレーターRook 0080 OCSの中のNooBaa(前半)

この記事は赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 - Qiita15日目の記事です。 こんにちは、レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしている宇都宮です。 そして引き続きRookとOpenShift Japan CommunityのTwitterアカウント、@japan_rook…

量子コンピュータとルールエンジンの関係

こんにちは。Red HatにてMiddlewareを中心にソリューションアーキテクトをやっている梅野です。 赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 - Qiitaの14日目の投稿です。 昨日のルール駆動開発 rheb.hatenablog.com に引き続き、ルールエンジンの話題を。 量子コ…

「ルール駆動開発」知らないなら今すぐ読んでみて= Red Hat Forum 2019 セッション振り返り=

レッドハットのソリューションアーキテクト、松田です。 赤帽エンジニア Advent Calendar 2019 - Qiita の13日目の投稿です。 11/15に開催された、Red Hat Forum Tokyo 2019では、 『ブラックボックス化した業務システムを”ルールエンジンで”華麗にホワイト…

OpenShift4 on OpenStack:OpenStackをインフラとして使うときに気になる点

クラウドインフラ全般を担当しているソリューションアーキテクトの伊藤です。この記事はOpenShift Advent Calendar 2019 - Qiita 11日目のエントリになります。 アドベントカレンダーを埋めるのが最後になってしまったようで空いている枠を取ったら2日連続に…

今後は「データ指向アプリケーションデザイン」を考えよう(Red Hat Forum講演フォローアップ記事)

Red Hatの須江です。 本記事は赤帽エンジニア Advent Calendar 2019の10日目です。 子供を皮膚科に連れて行ったりなんだりで、気づいたら12/11になってますが、細かいことは気にせず進めます。 セッション資料と動画 redhat.lookbookhq.com redhat.lookbookh…

OpenShift Infra:マスターノードのマルチアベイラビリティゾーン設計は2つのAZか3つのAZか?

クラウドインフラ全般を担当しているソリューションアーキテクトの伊藤です。この記事はOpenShift Advent Calendar 2019 - Qiita 10日目のエントリになります。 アドベントカレンダーと言えば、毎年息子にレゴのアドベントカレンダーを買ってあげており、息…

OCP4/UPIインストールにおけるWorkerノードの追加(RHCOS編)

Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 この記事はOpenShift Advent Calendar 2019 - Qiita 9日目のエントリになります。*1 今回と次回、2回に分けてOCP4/UPIインストールにおけるWorkerノードの追加について説明しま…

OpenShift4 on GCP=>OpenShift4インストールがうまくいかないときの調査方法

Red Hatの須江です。 本記事はOpenShift Advent Calendar 2019の8日目です。 諸事情により12/9になってしまいましたが、本来は12/8分です。諸事情についてはのちほど。 OpenShift4をIPI(Installer Provisioned Infrastructure)でGCPにインストールする方法 …

マイクロサービスとメッセージングのなぜ [疑問編]

「マイクロサービスとメッセージングのなぜ [概要編]」はこちらです。 レッドハットでインテグレーションのためのミドルウェア製品のテクニカルサポートを担当している山下です。 概要編ではメッセージングの良い面ばかりに焦点を当ててきましたが、今回の疑…

YAMLのAnchorとAliasをAnsibleで使う

レッドハットでコンサルタントをしている id:nanodayo です。 赤帽エンジニア Advent Calendar 2019の8日目のエントリーです。 ご存知、Ansible のplaybookはYAML形式で記述しますが、YAMLのAnchor と Aliasも適用できるのでご紹介します。 なお、多用すると…

Red Hat Tech Night 2019.11の3つのハイライト

はじめに Red Hat Tech Nightとは 今回のハイライト ハイライト1:過去最大の参加者・Twitterトレンド入り ハイライト2:過去最大のLT数、新メンバー多数発表 ハイライト3:社長をいじることができた さいごに Misc. はじめに こんにちは!レッドハットでマ…

OpenShift 4.2における3ノードベアメタルデプロイ

Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 この記事はOpenShift Advent Calendar 2019 - Qiita 7日目のエントリになります。 前回、前々回と、ネットワーク制限環境下の重たい内容が続いたので、今回は軽ーい内容でお届け…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。