Red Hat Ansible Automation Platform

完全復活!?Red Hat Tech Night 2023を開催!

Red Hatのもえわきです。Red Hat Tech Night 2023運営チームからの熱烈な説得もとい依頼を受け、前回に続き、先週10/11に行われたRed Hat Tech Nightのハイライトをお伝えします。 Red Hat Tech Nightとは Red Hat Forum 2018(その後昨年からRed Hat Summit…

RHEL System Roles を Ansible Automation Platform から利用する

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 RHEL の設定変更を Ansible から容易にできるようにするための RHEL System Roles について、以前のブログで紹介されていました。 rheb.hatenablog.com Ansible Automation Platform か…

Ansible Automation Platform のライフサイクル

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 この記事は Ansible Advent Calendar 2022 の9日目の記事です。 adventar.org Ansible Automation Platform (AAP) は比較的足の速い製品で、頻繁に新しいリリースを出しています。リリ…

Ansible の SSH の通信をデバッグする

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 今回は以前のお問い合わせいただいた事例から、SSH (Secure Shell Protocol) について一つ紹介しようと思います。Ansible は Linux サーバを制御対象とするときは SSH で接続して処理を…

Ansibleのジョブからファイルを保存する

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 テクニカルサポートは土日祝日年末年始は全員休みというわけにはいかず、平日よりは少ない体制で問い合わせに対応するようにしています。今回の土日は当番になりました。空き時間ができ…

OpenShift 上で動く AAP での must-gather

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 先ほど、OpenShift での問題解析のためのコマンドを紹介する記事が掲載されました。 rheb.hatenablog.com Ansible Automation Platform (AAP) も OpenShift で動作しまして、以前 Opera…

Ansible のジョブ間での変数の受け渡し

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。5月があっという間に去ってしまいまして、5月34日(6月3日) ということにさせてください。 これまで2回に分けまして、Ansible で扱う変数につ…

Ansible の変数の受け渡し

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。3月分は3月38日(4月7日ですが)になってしまいましたが、4月は何とか滑り込みできました。 前回は変数の基本的なところを紹介しました。 rheb.…

Ansible で扱う変数

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしているのですが、3月があっという間に去ってしまいました。 今回はたまにお問い合わせいただく変数について紹介してみようと思います。Ansible のバージ…

KCSドキュメントの紹介

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。 しかしながら2月はあっという間に過ぎてしまい、28日になってしまいました。今月はKCS (Knowledge Centered Service) について紹介しようと…

OpenShift 4.9 を SNO で構築して、AAP 2.1 をインストールしてみた!

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 Ansible Automation Platform は旧 Ansible Tower の時代から、OpenShift での動作をサポートしています。これまでも自宅で試してみようという記事をこれまでも何度か書いてきました。 …

AAP 2.1 について社内で勉強会を実施しました

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 Ansible Advent Calendar 2021 の12月21日分として投稿します。 adventar.org 先日 Ansible Automation Platform 2.1 (AAP 2.1) がリリースされました。 rheb.hatenablog.com 昨日社内…

Ansible Tower で Collections をオフラインで利用する

はじめまして、Red Hat の 呉 と申します。8月に入社しまして、今回初めての投稿となります。 普段は RHEL をメインに、しばしば Ansible のテクニカルサポートをしています。 この記事はAnsible Advent Calendarの12月18日の記事です。 Ansible Tower は イ…

Ansible Automation Platform と相性の悪いサービス

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。 Ansible Advent Calendar 2021 の12月12日分として投稿します。 adventar.org Ansible Automation Platform (AAP) では、自動化のためのさま…

しがないCollectionsメンテナの日常

Red Hatのさいとうです。この記事はAnsible Advent Calendarの12月9日の記事です。今回は、地味であまり知られていないAnsible Collectionsのメンテナの仕事についてご紹介しようと思います。 Ansible Collectionsとは Ansible2.9までは、Playbookを処理する…

Ansible Automation Platform 2.1 がリリースされました

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしていますが11月は書けなかったため、これを11月分にします。 Ansible Advent Calendar 2021 の12月3日分として投稿します。 adventar.org 昨日、米国時…

振り返り - 2021年のAnsibleとわたし

Red Hatのさいとうです。早いもので、今年もAnsible Advent Calendarの季節がやってきましたね。 例年、僕はみなさんがクリスマスを楽しんでいるときに、ひとり黙々とAdvent Calendarの25日の欄を埋めるのを1年最後の楽しみにしていたのですが、今年はなんと…

Ansible Automation Platform の execution environments

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。 今月は execution environments について紹介します。 Ansible は Python で書かれており、Python の実行環境を作ってライブラリやモジュー…

Ansible Automation Platform で扱うプロジェクトについて

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。 今月は Ansible Automation Controller (旧称 Ansible Tower) で扱うプロジェクトについて、特に Git との連携の観点から少々解説しようと思…

新しくなった Ansible Automation Platform と Insights を連携してみよう!

みなさんこんにちは。レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 去年こんな記事を書きました。 rheb.hatenablog.com 最近アーリーアクセス版としてリリースされた Ansible Automation Platform 2.0 を使って、Red Hat Insights …

Ansible Collections を使ってみよう!

みなさんこんにちは。レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 本日は Red Hat Ansible Automates 2021 Japan Day 1 が開催されています。多数の方にご参加いただいているとお聞きしています。ありがとうございます。 www.redha…

HAR で Web ブラウザの動きを見よう!

みなさんこんにちは。レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 今回は HAR (HTTP Archive) について紹介したいと思います。 Ansible Tower は Web アプリケーションなのですが、少々手の込み入った部分がありまして、Web ブラウ…

テクニカルサポートの範囲のお話

みなさんこんにちは。レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 先日公開しましたこの記事なのですが、反響が思いのほか大きく、多くのご意見をいただきました。さまざまな立場の方に見ていただいていることを忘れ、配慮に欠けた…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。