KCSドキュメントの紹介

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。

しかしながら2月はあっという間に過ぎてしまい、28日になってしまいました。今月はKCS (Knowledge Centered Service) について紹介しようと思います。

製品やサービスのナレッジを提供するサービスは各社ありまして、一般に KCS (Knowledge Centered Service) と呼ぶそうです。レッドハットでもそのように呼んでいまして、カスタマーポータルからご利用いただけます。

access.redhat.com

製品についてのドキュメントはもちろんあるのですが、実際の使い方の細かいところまで載っていないということや、トラブルへの対処方法がよくわからないということはどうしても出てきてしまいます。お客さまからの問い合わせを元に事例化することでより早く問題を解決して製品を活用いただきたいという目的で、我々テクニカルサポートのメンバーが KCS のドキュメントを作成しています。

今月はわたしはこのようなものを書いてきました。だいたい週1〜2つくらいは新しい題材が出てきて、ナレッジとして残しておこうという習慣付けをしています。

access.redhat.com

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このように KCS ドキュメントを残しておくことで、カスタマーポータルから問い合わせしようとしたときに関連するドキュメントとして表示されるようになることで、サポートケースでのやりとりの前に解決してしまうかもしれないという期待を持っています。

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もし解決できたら、THIS SOLVED MY ISSUE のボタンを押していただけるとうれしいです。

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解決できずにサポートケースでの問い合わせをいただく際でも、どのドキュメントを見たけれどもうまくいかなかった、などの情報があるととても助かります。

Ansible 関連の KCS ドキュメントでは日本語のものはほとんど提供しておりませんが、需要はありますでしょうか。

おわりに

Ansible Automation Platform は Developer Subscription でもお試しいただけますので、ご興味持たれましたら試してみてください。

rheb.hatenablog.com

製品トライアルもこちらからご利用いただけますのでご検討ください。利用できる機能についてはともに製品版と違いはありません。

www.redhat.com

Happy Automation!

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。