Red Hatの森若です。
Red Hatではソフトウェア開発者むけの Red Hat Developer というサイトを運営しています。今回はこのサイトを紹介します。 developers.redhat.com
(更新: 2021年2月8日: 2021年2月1日のTerms更新を反映しました。) (更新: 2024年1月13日: Termsへのリンク追加、組織での利用ができない点を明記しました。)
Red Hat Developer って何?
Red Hat Developerはもともと、JBoss EAPをはじめとするRed Hatのミドルウェアを利用する開発者を対象としたサイトでした。現在では扱うトピックが広がり、RHEL用のソフトウェア開発や、kubernetes, microservice, DevOpsなど、現在ソフトウェア開発者が必要としているトピック全般を扱うサイトになっていて、全世界で100万ユーザ以上が登録しています。
何があるの?
Red Hat Developerでは開発者むけにさまざまなリソースを提供しています。 一部リソースへのアクセスにはユーザ登録が必要です。
開発者向けリソース
製品へのアクセス https://developers.redhat.com/products/
- RHEL, JBoss EAPをはじめとする各種の製品へアクセスできます。
- ソフトウェアがダウンロードできるだけでなく、カスタマーポータルも利用できるので、ナレッジベースへのアクセスも可能になります。
- 無償のユーザ登録およびRed Hat Developer Programの条件(Red Hat Developer Program Terms and Conditions | Red Hat Developer)への同意が必要です。必ず内容を確認してください。
- 1年間有効な"Red Hat Developer Suite" のサブスクリプションが付与されます。厳密な条件はDeveloper Program参加時のTerms and Conditionsを確認してください。
1ユーザ(共用不可)、16システムのみに利用できます。
- 個人での利用限定です。趣味であっても業務であっても問題ありませんが、登録者本人だけが利用・管理するケースに限られます。
- 複数人の組織での利用はできません。
- 一部の認定パブリッククラウドへ持ち込むことが可能です
1年経つと失効しますが、失効したあと再度条件(Terms and Conditions)に同意することで継続できます。
どうやって参加するの?
アカウント作成はごく普通の手順で困ることはないと思います。アカウントはRed Hatカスタマーポータルと共通になっているので、既にアカウントを持っている人は以下からログインできます(ログイン後条件の確認ページが表示されます)。一旦アカウントを作成すると、GitHub、Google、Twitterなどと連携させてSocial Loginができます。
まとめ
Red Hat Developer Program に参加することで、Red Hat がソフトウェア開発者向けに提供している各種のリソースへアクセスできます。早速アカウントを作成して使ってみましょう。