クラウドインフラ全般を担当しているソリューションアーキテクトの伊藤です。
※この記事は記事公開時点での手順を紹介しております。
この記事の情報
・レッドハットのカスタマーポータルで2FAを有効にする方法
弊社のナレッジベースでは様々な情報を閲覧することができます。
製品に関する情報に留まらず弊社が提供しているサイトについての情報も得ることができます。
本記事ではそのナレッジベースから、レッドハットのカスタマーポータルで2FAを有効にする方法についてご紹介したいと思います。
レッドハットのカスタマーポータルで2FAを有効にする方法
通常のカスタマーポータルの中にあるアカウント管理の画面からでは、2FAを有効にすることはできません。
以下のナレッジベースを確認することで2FAを有効にすることができます。
以下に日本語の手順を記載致します。
2FAを有効にするための手順
1. 2要素認証を有効化するページへアクセスする
以下のURLから2要素認証を有効化するページにアクセスすることができます。
https://sso.redhat.com/auth/realms/redhat-external/account/totp
2. 認証アプリへQRコードを読ませる
Free OTP、Google Authenticator等の認証アプリで表示されているQRコードを読み込ませます
3. 2つのフォームを埋めて有効化するボタンをクリックする
画面下部に入力フォームがあります。
認証アプリに表示された6桁の数字と任意のデバイス名を入力し、有効化ボタンをクリックします。
有効化するボタンをクリックすると、有効化された旨を確認することができます。
4. 再度ログインしなおして有効化を確認する
通常のログアウト/ログインを行って頂き、ログイン過程でワンタイムパスワードが要求されることを確認します。
以上でレッドハットアカウントのログインにおいて2FAが有効化されました。
まとめ
昨今レッドハットアカウントを通じて、レッドハットはクラウドサービスの機能を提供しており、レッドハットアカウントの重要性が増しています。
個人の感想として、そのような中でカスタマーポータルの通常の画面から2FAが有効化できないのは如何なものかと感じました。
より安全にログインする手法の提供は開始しておりますので、この記事を読んで2FAを有効化してご利用頂けると幸いです。