Red Hat Enterprise Linux

RHEL小技: 実際にアップデートせずにアップデートに必要なパッケージを確認・ダウンロードする

Red Hatの森若です。 今日はRHEL小技ということで、実際にアップデートせずにアップデートに必要なパッケージを確認・ダウンロードする方法をご紹介します。 パッケージの確認 # yum update --assumeno <パッケージ名> --assumeno は、よく使われる -y と逆…

Simple Content Accessでサブスクリプション管理を簡単にしたい

Red Hatの森若です。今日は4月に拡張された、Simple Content Accessについてご紹介します。 Simple Content Accessとは Red Hat Enterprise Linuxではシステムを利用する際に、subscription-managerコマンドで、システムの登録と、所有しているサブスクリプ…

翻訳記事紹介: Performance Co-Pilot (PCP) とGrafanaを使用してRHEL 8のシステムパフォーマンスを可視化する (パート3)

レッドハットで RHEL のテクニカルサポートをしている岡田です。 前回のパート2では、Performance Co-Pilot (PCP) で取得した複数のホストのパフォーマンスデータを過去のデータも含めて Grafana で可視化する方法をご案内しました。パート3では、BPF を利用…

Podman v3 で docker-composeを実行する

Red Hatでソリューションアーキテクトをしている田中司恩(@tnk4on)です。最近はPodmanやOpenShiftの良さをより簡潔に伝えられないかと日々考えながら記事の寄稿などの活動も行っています。 前回の記事では RHEL 8.4 BetaとPodman v3について紹介しましたが、…

Python 仮想実行環境で Ansible を動かそう!

みなさんこんにちは。レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 今回は10月に書いた記事の続きとして、Python の venv での実行環境の話をします。もう Python 2.7 については触れず、Python 3 での実行環境のみを扱うことにしま…

RHEL 8.4 Beta と Podman v3

Red Hatでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。RHEL 8.4 Betaが公開され、ようやくRHEL上でPodman v3が使用可能になりました。今回はRHEL 8.4 BetaとPodman v3の新機能についてご紹介します。 RHEL 8.4 Beta Red Hat Enterprise Linux(RHEL…

CentOS Stream入門

Red Hatの森若です。 この記事は Software Design 2021年3月号 に執筆した「CentOS Stream入門」の原稿から派生させた記事です。 CentOS Streamとは? CentOS Streamは2019年9月に公開された比較的新しいLinuxディストリビューションです。 その後2020年12月…

翻訳記事紹介: Performance Co-Pilot (PCP) と Grafana を使用して RHEL 8 のシステムパフォーマンスを可視化する (パート1)

こんにちは、RHEL のテクニカルサポートを担当している岡田です。 RHEL では Performance Co-Pilot (PCP) というパフォーマンス監視や分析のためのフレームワークを使うことができます。今回は PCP で取得したパフォーマンスメトリクスを Grafana を使って可…

FAQ: RHELに含まれる○○のバージョンを教えてください

レッドハットの森若です。 最近は以前より減ってきた気がするのですが、購入前にRHELに含まれるパッケージのバージョン番号だけをお問いあわせされるケースがあります。多くの場合中間に複数の人がいるため質問の本来の意図はよくわかりません。 今回はまずR…

RHELはどのようにして作られるか

この記事は Brendan Conoboy による How RHEL is Made の翻訳です。 今週、Red HatはCentOS Stream 8に全力を注ぐ計画を発表し、その結果、1年後にはCentOS Linux 8が廃止されることになりました。 CentOS Streamはもともと2019年9月に発表されたもので、開…

CentOS Streamは継続的デリバリーです

この記事はStef Walterによる CentOS Stream is Continuous Delivery の翻訳です。 継続的デリバリーの基礎:難しいことを継続的に行い、簡単になるようにする。 外から見ると、RHEL(そしてCentOS Linuxコンテンツ)を構築する方法は、この10年間で変わって…

RHEL8で端末の入出力を記録する

レッドハットの森若です。 RHEL 8 では、 tlog という端末の入出力を記録する仕組みが導入されています。今回はこのtlogを紹介します。 シーン1 トラブルシュート ショートコント「チャットにて」 A> foobar.logっていうファイルがどこかにあるはずなんだけ…

DockerユーザのためのPodman/Buildah with RHEL8を利用したコンテナアプリケーション開発

Red Hatソリューションアーキテクトの小島です。 Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8からはRHEL7で導入されたDocker技術が削除され、Podman, Buildah, Skopeoなどの新しいコンテナ技術が導入されました。PodmanとBuildahについては赤帽エンジニアブログの他…

Ansible が利用する Python 実行環境

みなさんこんにちは。レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 Ansible Engine や Ansible Tower は Python で書かれています。今回の記事では、Python の実行環境についてお話したいと思います。 Python は 2.7 と 3 で互換性…

システム全体の暗号強度設定を統合するcrypto-policiesのカスタマイズ

Red Hatの森若です。 今回は、 crypto-policiesのカスタマイズ機能を紹介します。 crypto-policiesそのものについては、以下の記事で紹介しました。 rheb.hatenablog.com crypto-policiesはあらかじめ定義された数種類のプロファイルから選択することで、シ…

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions ーRed Hat Insights Add-Onー

Red Hat Insights でのSAPシステム向けルール レッドハット ソリューションアーキテクト石倉です。 今回は、Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions(RHEL for SAP)での、 Red Hat InsightsのSAPシステム向けAdd-On に関して紹介します。 Red Hat Insigh…

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions ーE4Sー

RHEL for SAP Solutions での特別なアップデートサポート(Update Services for SAP Solutions) レッドハット ソリューションアーキテクト石倉です。 今回は RHEL for SAP Solutions のアップデートサポートに関して紹介します。 Red Hat Enterprise Linux で…

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions ーSystem Roleー

SAP on RHEL for SAP Solutions でのSAPシステム向けSystem Role レッドハット ソリューションアーキテクト石倉です。 今回は RHEL for SAP Solutions の SAP システム System Role について紹介します。 SAP システム System RoleはSAP システム導入に必要…

Fedora/CentOS Stream/CentOS/RHELの関係性

(注) 本記事は、Software Design 2020年6月号に掲載された「月刊Fedora Journal」初出の記事に修正を加えたものです。 Red Hat ソリューションアーキテクトの小島です。 Fedora系列の主要なLinux Distributionとしてよく名前が挙げられる、Fedora, CentOS, R…

DockerユーザーのためのPodmanとBuildahの紹介

皆さま、こんにちは。Red Hatの西村(@iamnishipy)です。入社するまでDockerユーザーだった私が、わかりやすいと感じたPodmanの記事を共有いたします。 この記事はRed Hat DeveloperのPodman and Buildah for Docker usersを、許可を受けて翻訳したものです。…

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions ーHA Addonー

SAP on RHEL for SAP Solutions でのHigh Availability(高可用性) の構成概要 レッドハット ソリューションアーキテクト石倉です。 今回はSAPシステムのHigh Availability(高可用性)の構成方法について紹介します。 SAPシステムの高可用性は、SAPシステムが…

AWS, AzureでRHELを利用する前に確認すること

Red Hatの森若です。 パブリッククラウド上でRHELを使う場合に、クラウド事業者から購入するかRed Hatから購入するかでいくつか違いがあり、 あとから変更することができません。事故を防ぐために最初にどちらを使うか決めておく必要があります。 今回は特に…

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions ー追加コンポネントー

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutionsでの追加コンポネント レッドハット ソリューションアーキテクト石倉です。 今回はRed Hat Enterprise Linux for SAP Solutions(RHEL for SAP)での、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)からの追加コンポネントを紹介…

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions ー概要ー

Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutionsの概要 こんにちわ。 レッドハット ソリューションアーキテクトの石倉です。 レッドハットが提供しているソリューションが、SAP社アプリケーション向けにどのように有効活用できるかを紹介しています。 今回はRed…

RHEL上のUBIから、RHELのリポジトリを利用できる仕組み

Red Hatの森若です。 今日はRHEL上でコンテナを使うときにちょっと不思議なアレについておはなしします。 Red Hat Universal Base Image 1年とすこし前、Red Hat Universal Base Images (以下UBI) というコンテナイメージが公開されました。 これはRHEL 7お…

Red Hat Enterprise Linux 8 で 10年維持されるパッケージはどれ?

レッドハットの森若です。 Red Hat Enterprise Linux 8.2もでて、「そろそろRHEL8を使ってみようかな」という人も増えてきたのではないかと思います。 RHEL 8 ではアプリケーションストリームが導入されていますから、一部パッケージは10年の標準的なライフ…

機械翻訳を活用してRHELドキュメントの定期更新を実現するまでの裏話

Red Hatのもえわきです。Red Hatローカライゼーションチーム(各国の言語への翻訳を担当する部署)でRHELの翻訳プロジェクトコーディネーター兼トランスレーターをしています。 Red Hatは、製品の拡充とともに、各国へのローカライゼーションに迅速に対応で…

ルートレスのPodmanはどのように動作しますか?

Podmanがどのようにしてユーザ名前空間を利用してルートレスモードで動作するのかを説明します。 この記事は How does rootless Podman work? | opensource.com を翻訳したものです。RHEL 7.8以降およびRHEL 8.1以降ではこの記事で紹介されているユーザ名前…

Podmanとユーザ名前空間: 最高の組みあわせ

この記事は Podman and user namespaces: A marriage made in heaven | Opensource.com を翻訳したものです。RHEL 7.8以降およびRHEL 8.1以降ではこの記事で紹介されているユーザ名前空間を活用した rootless container がフルサポートとなっていて、利用で…

Red Hat Enterprise Linux 8でのClang / LLVM、Go、Rustのサポートライフサイクル

この記事はRed Hat DeveloperのSupport lifecycle for Clang/LLVM, Go, and Rust in Red Hat Enterprise Linux 8 を、許可をうけて翻訳したものです。 :::Tom Stellard 2019年11月7日::: Red Hat Enterprise Linux(RHEL)8.1.0に は、 コンパイラツールチェ…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。