Red Hat Enterprise Linux

Red Hat Hardened Images で NGINX Rift に対応する

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 nginx の rewrite モジュールにヒープバッファオーバーフローの脆弱性 CVE-2026-42945(通称「NGINX Rift」)が公開されました。Red Hat は本脆弱性の影響度(Impact)を Critical…

Red Hat Summit 2026で発表されたRHELの最新アップデート

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 2026年5月11日〜14日に開催されたRed Hat Summit 2026にて、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) に関連する多くの発表が行われました。この記事では、Day 2キーノート「The AI-ready…

Red Hatが提供するAIスキルパック、Red Hat Agentic Skills の紹介

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 Red Hat から「Red Hat Agentic Skills」が公開されました。これは、Claude Code や Cursor といった AI コーディングアシスタントに Red Hat 製品の運用スキルを追加する仕組みで…

Red Hat Satellite で CVE-2026-31431(Copy Fail)のパッチを適用する

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 Linux カーネルの暗号サブシステムに特権昇格の脆弱性 CVE-2026-31431(Copy Fail)が見つかりました。Red Hat は該当しない RHEL 6、7 を除くすべての製品へのエラータを提供済み…

Mythosが脅かすプラットフォームセキュリティの世界を乗り越える

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 この記事はRed Hat Blogの Navigating the Mythos-haunted world of platform security を、許可を受けて翻訳したものです。 2026年4月28日追記: MythosおよびProject Glasswingに…

Red Hat Universal Base Imageの紹介

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 この記事はRed Hat Blogの Introducing the Red Hat Universal Base Image を、許可を受けて翻訳したものです。 コンテナーベースイメージの選択肢は数多くありますが、なぜRed Ha…

RHELでトラブルシュートが必要になった時にあわてないための準備

Red Hatの森若です。 サポートへのお問いあわせを受けていると、実際にトラブルが起きたあとで「そもそも調査に必要な情報が取得されていなかった」「取得されたログやcoredumpなどが消えていた」というケースに遭遇することがあります。 今日はRHEL構築時に…

【動画まとめ】Red Hat Enterprise Linux 10.1 & 9.7 リリース!AIアクセラレータ、オフラインAIアシスタント、ソフトリブートなど新機能を徹底解説

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 先日、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) の最新マイナーリリースである RHEL 10.1 および RHEL 9.7 の一般提供(GA)が発表されました! Red Hatのテクニカルマーケティングマネー…

【2025年版】無料で始める開発者向けRed Hat Enterprise Linux

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 2025年7月、Red Hatは、企業・組織内の開発者向けに、Red Hat Developer Programを介して「Red Hat Enterprise Linux for Business Developers」という新たな無料サブスクリプショ…

60秒でわかる!現代のLinuxプラットフォームはどう変わった?

こんにちは。RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 今回は、Red HatのYouTubeチャンネルで公開された短い動画「The modern Linux platform in 60 seconds」の内容を分かりやすくご紹介します。この動画は、Red Hat Seni…

2026年1月にRed Hat CDN近代化のお知らせ:あなたのシステムは大丈夫?影響の有無を素早く確認する方法

Red Hatの森若です。 2026年1月14日にRed HatがCDN(コンテンツ配信ネットワーク)およびエンタイトルメントネットワークの近代化を予定しています。この変更により、一部のシステムではRed Hatのネットワークへのアクセスができなくなる可能性があります。 …

RHEL 8 マイナーバージョン別、大きめsystemdバグ修正

Red Hatの森若です。 「RHELは常にアップデートして、最新バージョンを使ってください。既知の問題が直っているからいいですよ」という話はよくします。 ふと「具体的にどんな問題があったのか/直したのかがわかるといいのかもしれない」と思いつきました。 …

OCI準拠のコンテナイメージとして提供するオフラインナレッジポータル (RHOKP)

Red Hatの小島です。 オフライン環境でもRed Hatの様々なナレッジを参照できるようにするためのオフラインナレッジポータル(Red Hat Offline Knowledge Portal. 通称RHOKP)の提供が、2025年5月に開始されました。 www.redhat.com RHOKPによってオフライン環…

AWS Console/Marketplaceで購入できるRed HatのSAP関連サブスクリプション(オンプレ/他クラウド用含む)

こんにちわ。 Red HatのSolution Adoption Architectの石倉です。 Red Hatで、カスタマーサクセスチームに所属する技術営業です。 昨今、SAP社の基幹システムアプリケーション(SAP S/4HANA)をSAP社が提供するクラウドサービス(RISE with SAP)に移行するケー…

AWS Console/Marketplaceで購入できるRHELサブスクリプション(オンプレ/他クラウド用含む)

Red Hatの小島です。 日本のお客様がRHELをAWSで利用する場合、従来は以下のいずれかとなっていました。 年間契約制のRHELサブスクリプションをAWSに持ち込んで、Red HatのRHELサポートを受ける AWS Management Console(以下、AWS Consoleと記載)から購入す…

systemdのせいでNFS mountに失敗する話

Red Hatの森若です。 systemdの前後関係で問題が発生することが原因で、NFS mountに失敗することがあります。 実際の問題で困っている人は以下のナレッジ記事をどうぞ :) access.redhat.com 今回はこの背景を簡単に紹介します。 systemdによる前後関係の矛盾…

RHEL 9.5でのopensslリベース

Red Hatの森若です。 Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 9.5 にて、opensslが 3.0.x から 3.2.x にリベースされています。 Red Hat Enterprise Linux 9.5 リリースノート >> 4.2. セキュリティー RHEL 9.0から9.4まで提供されていたopenssl 3.0.x ライブラリを…

Image Mode for RHEL の構築から管理を Ansible で自動化してみる

こんにちは。Red Hat ソリューションアーキテクトの清水です。RHEL9からImage Mode for RHELという新しいオペレーティングシステムのデプロイメント方式が導入されていますが、皆さん触ってみたことはありますか?本ブログ記事では、このImage Mode for RHEL…

パブリッククラウドでのRHELのインプレースアップグレード

Red Hatの小島です。 クラウドベンダーがサポートする従量課金制RHEL(オンデマンドのRHELインスタンス)では、Red Hat Update Infrastructure (RHUI) というクラウド環境専用のRHELリポジトリを使って、RHELパッケージのダウンロード/インストール/アップデー…

Google NotebookLMでRHELのドキュメントを探索する

Red Hatの森若です。 去年の「ChatGPTをRHELの運用に使えるか? いろいろためしてみた。 - 赤帽エンジニアブログ」に引き続き、流行りもので遊んでみたシリーズです。 RHELのドキュメントはたくさんあります。今しらべるとRHEL8で73冊、RHEL9で76冊ありました…

Azure Marketplaceでの従量課金制RHEL7 ELS利用方法のご紹介

Red Hatの小島です。 RHEL7は2024年6月30日にメンテナンスサポートフェーズが終了し、延長ライフフェーズ(Extended life phase. ELP)に入りました。ELPではこれまでに提供されたソフトウェアなどを引き続き利用できますが、テクニカルサポートが限定的なもの…

AWS Marketplaceでの従量課金制RHEL7 ELS利用方法のご紹介

Red Hatの小島です。 RHEL7は2024年6月30日にメンテナンスサポートフェーズが終了し、延長ライフフェーズ(Extended life phase. ELP)に入りました。ELPではこれまでに提供されたソフトウェアなどを引き続き利用できますが、テクニカルサポートが限定的なもの…

Composingが公開されたCentOS Stream 10をのぞいてみた

こんにちは。ソリューションアーキテクトの橋本です。 2024/06/30をもって、Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)のEnd of Maintenance(Extend Lifecycle Support 通称ELS提供中)、及びCentOS 7がEnd of Lifeを迎えました。 一方で、次のRHELのメジャーリリー…

RHELのパッチ適用を Ansible + Satelliteで自動化しよう

こんにちは。Red Hat ソリューションアーキテクトの清水です。RHEL7のELSも開始となり、RHELのライフサイクル管理の重要性に改めて認識された方も多いのではないでしょうか?さて、本ブログ記事では、RHELのパッチ適用をAnsibleとSatelliteを使って自動化す…

転ばぬ先の...パッチ適用? IT サービス稼働率の最大化と RHEL のパッチ管理

皆さんこんにちは、Red Hat の岡野です。 今回は、運用面から見たシステム稼働率の最大化と RHEL のパッチ適用について考えてみたいと思います。実は最近、セキュリティに対する意識の高まりを背景に、『RHEL のパッチ管理をやりたいんだけど』という問い合…

RHEL, OpenShiftのFIPS準拠モード

Red Hatの織です。RHELとOpenShiftをFIPS準拠モードについて解説する記事... に見せかけて、Red HatがGoアプリケーションをFIPS対応するためにGo言語ツールチェインを改造していることについて調べた話です。 zenn.dev

Image mode for Red Hat Enterprise Linuxの中身を見てみる

Red Hatの織です。Red Hat Summit 2024で発表されたImage mode for Red Hat Enterprise Linuxの仕組みについて調べた内容を、下記にまとめました。 zenn.dev

crypto-policiesは徐々に拡張されている話

RHEL 8ではcrypto-policiesが重要な役割を担っています。この記事では、crypto-policiesの基本概念とその進化について解説します。RHEL 8.0からの初期設定から始まり、RHEL 8.2で導入されたポリシー言語によるカスタマイズ、そしてRHEL 8.5で可能となった特…

systemdのserviceをstraceする時のtips

Red Hatの森若です。 この記事はRed Hat Advent Calendar 2023 の21日目です。 デバッグなどのためにsystemdのservice unitで起動されるプロセスにstraceを仕掛けたいとき、ちょっとしたハマり所があるのでその説明とワークアラウンドを紹介します。 目次 実…

パブリッククラウド上の従量課金制RHELをRed Hat Satelliteで管理してみよう

Red Hat Advent Calendar 2023の12/6の記事です。 Red Hatの小島です。 AWS/Azure/GCPなどのパブリッククラウド上で提供している従量課金制のRHELには、Red Hat Satelliteで管理するためのサブスクリプションが含まれているため、無料でRed Hat Satelliteを…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。