2019-01-01から1年間の記事一覧

レッドハットが考えるNFV環境向けのチューニング

レッドハットでコンサルタントをしております織と申します。赤帽エンジニア Advent Calendar 2019の5日目のエントリーです (6日目の方が先に出ちゃいましたが)。 本記事では、「レッドハットが考えるNFV環境向けのチューニング」についてご紹介します。 前提…

その後:Red Hat Forum Tokyo 2019 AKAsAKA Studio "Red Hat の疑問に答えちゃいます"

みなさんこんにちわ。ソリューションアーキテクト の荒木です。 赤帽エンジニア アドベントカレンダー6日目は、11月15日 に開催されました、Red Hat Forum Tokyo 2019 の特設企画"AKAsAKA Studio".『Red Hat の疑問に答えちゃいます』の続編になります。 コ…

Ansible Tower オブジェクト管理に関して

皆さんこんにちは、ソリューションアーキテクトの岡野です。 私から今回は、Ansible Tower のオブジェクトの管理方法についてご紹介したいと思います。 そもそも、このような記事を書くきっかけとなったのは、お客様からしばしば頂く以下のような質問です。 …

Red Hat Integration - Change Data Capture

こんにちは、Red Hat の小杉です。 今回の投稿は各 Advent Calendar とは全く関係なく投稿いたします。 Change Data Capture Change Data Capture をご存知でしょうか。Wikipedia によると In databases, change data capture (CDC) is a set of software de…

ストレージオーケストレーター Rook : 第8話 宿命のObject Bucket(Bパート)

この記事はRookだらけの Advent Calendar 2019 5日目の記事です。 はいども。レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしているウツノミヤです。 CM空けてBパートです。ひとつのネタをAパートBパートに分けるあたりにウツノミヤの台所事情…

How to contribute - AWX (1)

Red Hatのさいとうです。この記事はAnsible 2 Advent Calendarの12月4日のエントリです。 今回(12/4)と次回(12/25)の2回の予定で How to contribute - AWX と題して、Ansible TowerのアップストリームプロジェクトであるAWXにコードをコントリビュートする…

ストレージオーケストレーター Rook : 第7話 宿命のObject Bucket(Aパート)

この記事はRookだらけの Advent Calendar 2019 4日目の記事です。 ども。レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしているウツノミヤです。 さあイッテンヨンまで後1ヶ月になりました。1.5のIWGPヘビーの方が格上なのにどうも1.4のIWGP IC…

flatpakでRHEL8にデスクトップアプリケーションを追加インストールする

Red Hatの森若です。 この記事は赤帽エンジニア Advent Calendar 2019の3日目です。 今回は Red Hat Tech Nightでボツにした方のネタ、flatpakについて書きます。 スライドはこちら。 Linuxデスクトップ元年……? 今年は令和元年ですが、Linux界隈で"元年"と言…

Ansible Towerのカスタムvirtualenvを活用する

皆様こんにちは、今年も残すところあと1か月となってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。 Red Hatでテクニカルサポートエンジニアをしている八木澤(ひよこ大佐)です。 Ansible Towerを使っていると、「新しくリリースされたAnsible Engineを検証した…

OpenShift Service MeshのIstio CNI

Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift Advent Calendar 2019の2日目のエントリです。 OpenShift Service MeshはIstioの製品版ですが、通常のIstioをセットアップしたときと少し構成が異なり、Istio CNIというものが利用されていま…

OpenShift 4.2におけるネットワーク制限環境下でのインストール(Samples Operator設定編)

Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 早いもので今年も12月がやってきました。皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか? 自分は3月にRed Hatに入り、その後も福岡に引っ越ししたりとあっという間の一年でした。…

ストレージオーケストレーター Rook : 第6話 CephのDashboardを叩け!

連投やで ども。レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしている宇都宮です。 この業界の恒例となった12月のアドベントカレンダーですが、なんとRookもアドベントカレンダーをやります!Special thanks to tzkobaさん! qiita.com Rook勢…

ストレージオーケストレーター Rook : 第5話 CephFSの脅威

まいど。レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしている宇都宮です。 Red Hat Forum Tokyoの準備にかまけてすっかり間があいてしまいました(汗) 去る11/15にRed Hat Forum Tokyoがありました。足を運んでくださった皆さん、ありがとうご…

OpenShift 4.2におけるネットワーク制限環境下でのインストール

Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 今回はOpenShift 4.2で追加された「ネットワークが制限された環境でのインストール」について説明します。 説明に使用する環境構成は以前に書いた記事と同様ですので、合わせて…

Ansible Tower 3.6

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。 つい先日 Ansible Tower 3.6 がリリースされました! 細かい機能アップはたくさんあるのですが、ここでは注目の新機能 3つをご紹介します!! 1. Webhook に対応 実はこれ、私が密かにず…

Data Virtualization - Teiid & Teiid Operator

こんにちは、Red Hat SSA の小杉です。 昨今、Data Virtualization というキーワードをよく聞くようになりました。今年開催された AWS Summit 2019 では私はストレージベンダーの技術者として参加していましたが、目の前が Data Virtualization のブースでし…

豆知識: Red Hat Enterprise Linux 8のコードネーム ootpa の由来

Red Hatの森若です。 Red Hat Enterprise Linux 8 のコードネームは、 Ootpa となっています。一般的な単語や地名ではないので、ほとんどの方は意味がわからないと思います。 ootpa "ootpa" とは 2016年に亡くなった、Red Hatのエンジニアであった Larry Tro…

OpenShift 4.2 UPIインストール(4.1からの変更点)

Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 OpenShift 4.2がGAになってからしばらく経ちました。みなさま検証などは進んでいますでしょうか? 今回はOpenShift 4.2をUPIインストールするにあたり、4.1から変更があった内容…

RHEL 8.1 beta のImage BuilderのGCP対応はどこまでガイドに忠実か見てみた

Red Hatの森若です。 ※ Image Builder自体の紹介については以下の記事をごらんください。 rheb.hatenablog.com RHEL 8.1でImage BuilderがGCPに対応するらしい RHEL 8.1 beta (11月予定なのでGAももうすぐですね) のリリースノートを読んでいると、以下のよ…

OpenShift + AMQ Streams(Apache Kafka) + QUARKUS で実現するアプリケーション

こんにちは、Red Hat の SSA 小杉です。 OpenShift 上で Kafka クラスターを AMQ Streams Operator を使って起動し、Kafka トピックにメッセージを格納、取り出すアプリケーションを QUARKUS のサンプルを使ってデプロイしてみました。 medium.com Kafka を…

デルタ航空のビジネス変革 OpenShiftを使いながら安定性と持続性を両立させ、アジリティを向上した話

みなさんこんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている金森です。 唐突ですが、なんとRed Hatと書く際にはRedとHatの間に[半角スペース]が入ることをご存知でしたか?

OpenShift 4.2におけるProxy環境下でのインストール

Red Hatの福岡オフィスでソリューションアーキテクトをしている田中司恩です。 今回はOpenShift 4.2で追加される「Proxy環境下でのインストール(Cluster-wide Proxy)」について説明していきます。*1 説明に使用する環境構成は前回記事と同様ですので、合わ…

virt-whoとはなにか

Red Hatの森若です。 RHEL独特のソフトウェアのひとつに、virt-who というものがあります。 virt-whoは購入したサブスクリプションを管理するための仕組みの一部で、2013年ごろに登場しました。 今回はこの紹介をします。なおスライド形式の資料をこの記事末…

認識や知識を共有しながらプログラミング「モブプログラミング」

お疲れ様です!Red Hatの鈴木(tomosuzu)です! 今回は「モブプログラミング」です。 以前、ペアプログラミングをご紹介しました。 ペアプログラミングが開発だとするならば、 モブプログラミングは学習です。 チーム全体に学習が必要な際に 取り入れみては…

OpenShiftへのデプロイツール、openshift-applierについて

お久しぶりです。森 (@mosuke5) です。 最近、韓国・中国と行く予定があり、世界のおもしろ体験をいろいろしてきました。 中でも中国の未来コンセプトのホテル(Flyzoo)やスーパーマーケット(Hema)などなど。こちらは話すと長くなってしまうので別の機会に。…

プロセスの無駄を洗い出す「バリューストリーム・マッピングおよびプロセスマッピング」

お疲れ様です!Red Hatの鈴木(tomosuzu)です! 今回は「バリューストリーム・マッピングおよびプロセスマッピング」です。 企画してから開発、リリースするまでにすごく時間がかかるけど 何が原因なのかわからない そんな時に有効なのが今回のプラクティス…

#AnsibleFest にて発表されたAnsible Automation Platformの概要

AnsibleFest in Atlantaにて発表された、Red Hat Ansible Automation Platformに関しての情報を簡単にまとめました。

ストレージオーケストレーター Rook : 第4話 追撃! トリプル・ポッド

まいど。レッドハットでストレージを中心にクラウドインフラを生業にしている宇都宮です。 Rook 1.1がリリースされました。色々なアップデートがありますが、Ceph-CSIがproduction-readyで対応したことからCephにとって大きな一歩になるでしょう。 さて前回…

これ以上ないほど簡単にAnsibleを試すHow to #ansiblejp

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、Katacodaというサイトで簡単にAnsibleを試すことができます。これからAnsibleを入門、学習する方はもちろん、Ansibleを使ったことのない人に普及したい人もこちらを知らない人にお伝えいただくと仲間が増えるかと思い…

これ以上ないほど簡単に"日本語で"RHEL8を試すHow to

Red Hatの森若です。 以前、以下の記事で https://lab.redhat.com を紹介しました。利用はめちゃくちゃ簡単なのですが、メッセージが英語なのでまだすこし面倒なところがありました。 rheb.hatenablog.com 「Just Do It!」おじさんに励まされつつこのラボの…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。