Data Virtualization - Teiid & Teiid Operator

こんにちは、Red Hat SSA の小杉です。

昨今、Data Virtualization というキーワードをよく聞くようになりました。今年開催された AWS Summit 2019 では私はストレージベンダーの技術者として参加していましたが、目の前が Data Virtualization のブースでした。

Teiid - Data Virtualization (Tech Preview 2019–07)

Red Hat は JBoss Data Virtualization というプロダクトを取り扱っていましたが、2018年8月に販売を終了しました。 しかし、 Data Virtualization は Red Hat Integration の一部として復活を予定しています。 現在、Data Virtualization は Tech Preview にあります。今回 Data Virtualization の UpStream である Teiid SpringBoot を試してみました(Tech Preview と同じ内容です)。

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Teiid Operator(Community版)

また、OpenShift/Kubernetes 上での運用を楽にする Operator、Teiid Operator が Community 版でリリースされています。 仮想データベースをカスタムリソースとして定義し、Opeartor 経由でコーディングすることなく作成できるようになっています。

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そして、従来の Data Virtualization との大きな違いは Fuse Online という OpenShift 上に乗るインテグレーション製品を利用してローコードで Data Virtualization を構築していける点にあります。Fuse Online 自体は Syndesis というアップストリームプロダクトをベースに開発されていますが、その下で動く Integration の Runtime は Camel(と Teiid SpringBoot になる予定)です。

Camel については Red Hat Forum にて Knative や QUARKUS など最新の情報を交えて弊社からセッションが予定されています( AP09 )!ぜひご登録ください! reg.redhat-forum.jp

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。