Red Hat Integration - Change Data Capture

こんにちは、Red Hat の小杉です。

今回の投稿は各 Advent Calendar とは全く関係なく投稿いたします。

Change Data Capture

Change Data Capture をご存知でしょうか。Wikipedia によると

In databases, change data capture (CDC) is a set of software design patterns used to determine (and track) the data that has changed so that action can be taken using the changed data.

とあります。データベースの変更データを使用して何かしらのアクションを実行するためのソフトウェアのデザインパターンのセットということです。

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Red Hat Integration - Change Data Capture (Debezium)

オープンソースの Change Data Capture のプロダクト Debezium があります。Red Hat Integration 2019-12 においてこの Debeizum を UpStream とする Change Data Capture が Tech Preview になりました。

access.redhat.com

CDC を聞いたこともないという人のためにユースケースを交えてなるべくわかりやすく Tech Preview の内容を試してみました。

medium.com

マイクロサービスを導入するに当たって巨大モノリス DB が壁になっているケースでは Data Virtualization が、マイクロサービス間のデータ連携には今回の CDC が欠かせない存在となると思います。組み合わせて使うとさらに効果が発揮できるソリューションとなっています。

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。