Red Hat Tech Night 2019.11の3つのハイライト

はじめに

こんにちは!レッドハットでマーケティングに所属する中村(@fideleruuth)です。この記事は、赤帽エンジニア Advent Calendar 2019の7日目の記事です。今回のブログ記事では、別のことを発信することを考えていたのですが、Red Hat Tech Nightのハイライトについてお伝えするのを忘れていたのを思い出しましたので、そちらをご紹介したいと思います。今日は土曜日ということもありますので、気楽に読んでいただければと思います。(LT資料へのリンクもあります)

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ちなみに、メインのRed Hat Forum Tokyo 2019についてもサマリレポートが公開されていますので(資料やセッション動画も)、ぜひこちらも御覧ください。

rheb.hatenablog.com

Red Hat Tech Nightとは

Red Hat Forum Tokyo 2018と合わせて、レッドハット日本法人のエンジニアの発案から、オープンソース技術をより多くの人に広める活動としてはじまった夜の勉強会です。詳細は以下のブログ記事が詳しいのでご確認ください。

rheb.hatenablog.com

レッドハットのエンジニアはその技術領域に応じて様々なコミュニティ活動に顔を出していますが、Red Hat Tech Nightでは普段は表に出てこないようなレッドハットのエンジニアも含め一同に揃って最新の技術や個々のエンジニアが気になっている技術情報について、一方的にお伝えするという場です。

そのため、Red Hat Tech Nightではほぼトピックを指定せず、レッドハットが関わる技術領域であればなんでも良いくらいの大雑把さで、エンジニア何名かがやりたくなったらやる、という再度強調しますが、なんとも一方的な(Self-drivenであってUser-drivenではない)会になっています。

一方で、レッドハットのユニークさは、最先端の技術開発を行うアップストリーム、そして製品版として提供するダウンストリームという両方に足を突っ込みながらビジネスを回していることにあると(個人的に)思います。Red Hat Tech Nightは特に最先端の技術開発を行うアップストリームに関する情報を、情報感度の高い(あるいは技術にキャッチアップしようとしている)エンジニア向けに多くの刺激を与えていると感じています。そういう意味で、今回の会の冒頭で僕から紹介した通り、「聴講者を置いてきぼりにする新感覚ミートアップ」「レッドハットの珍獣を眺める会」という表現をしています。

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今回のハイライト

さてさて、非常に前置きが長くなってしまいましたが、本題である「第3会 Red Hat Tech Night 2019.11」のハイライトと、そういえば資料が公開されていなかったようなので、この機会に公開しておこうと思います。

ハイライト1:過去最大の参加者・Twitterトレンド入り

3回しかやっていないので、過去最大とか言ってもアレなんですが、前回のRed Hat Forum併設でのキャパは150名が限界でしたが、今回は200名以上入れるくらいの部屋を活用しました。結果、ちゃんとカウントできていないのですが、観測できているだけで250名以上の方が現地参加されていたようです。

一方的な情報提供であるにも関わらず、このように多くの方々に参加いただけたのは非常に嬉しいことでした。

また、Red Hat Forumではあまりツイートが促されずにうずうずしていた参加者の皆さんがいた気がしたので、ガンガンツイートを促した結果、当日Twitterトレンド入りしていたようです。最新の技術についての率直な意見が聞けたり、ついていけずにワクワクする技術を知れた/帰ってから勉強しようというモチベーションに繋がっているという証なのではないかと考えております。発表する側も聞き手も楽しめる、不思議なイベントです笑

ハイライト2:過去最大のLT数、新メンバー多数発表

2つ目のハイライトはそのLTの数です。LT大会ってせいぜい10名くらいが 限度だと思うのですが、今回のLTは15人が実施と非常に多くのエンジニアが、様々なトピックで発表しました。今回は古参メンバーのみならず、入社1年以内(昨年のRed Hat Tech Nightがきっかけで入社した人も!)のエンジニアからの発表も多くありました。Red HatってLinuxの会社じゃないの?と思う方も多いと思いますが、技術が進化していくのと並行して、新しい血が入ってエンジニアの多様性もパワーアップしています。

Connpassへスライドを貼り付けるのを忘れていたので、遅ればせながらこのタイミングで公開いたします。5分のLTではキャッチアップできなかった内容など読み直していただければと思います。

▼▼▼発表スライド▼▼▼

こちらから閲覧

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ハイライト3:社長をいじることができた

もう一つ今回の試み?として、社長をいじることができたのも、司会をやった僕としては非常によかったポイントです。普段はきっちりとスーツを着て、公式なイベントの基調講演をするイメージのある社長ですが、帰りがけにフラッと現れてくれました(実は事前にお願いしてましたが)。

個人的には毎回Ansibleのコミュニティでスポンサーする際に望月社長の顔写真を載せたりしてこのひとがお金くれてるよ〜とお知らせしているのですが、なかなか本物がイベントに現れることはありません。Forumと併設しているからこそ、このような形で望月社長に一言コメントいただけたことはレッドハットのエンジニア陣もすごく喜んでいました。 ※口癖で、「一応、社長」とか言ってごめんなさい。

エンタープライズ色が強いため、ビジビジ(ビジネスっぽく堅苦しい)してしまうことが多いのですが、社長含めカジュアルなイメージを改めて感じてもらえていれば、と思っています。

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社長の望月

さいごに

さて、3回目となると小慣れてきた感がありますが、色々な人のご支援があり、この会が成り立っています。超絶ノリで企画から実行までやっているのですが、このようなノリだけで運営しているような会を支援してくれている会社とLT登壇、パネルディスカッション登壇へご協力いただいたレッドハットエンジニアの皆さんに感謝するとともに、一緒にオープンなカルチャー/雰囲気を作っていただいている参加いただいたユーザーの方々にも感謝いたします。

次にやるのはいつになるか、皆さんのご期待に添えるかわかりませんが、技術だけでなく、文化をお伝えし、感じていただき、更にはその場で人(仲間)と繋がり、新たなきっかけとなる場づくりを継続していければと思います。

それでは、See You Next Time!!

ConnpassでRed Hat OSSアドボケイトチームのメンバーになると次回のイベント通知を受けることが可能です。いつになるかわかりませんが、気長にお待ち下さい!

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Misc.

当日流していた音楽は僕の選曲でした。アングラ感、あとはLTをラップバトルっぽい感と解釈して元祖ヒップホップ系含めて選曲いたしました。

music.apple.com

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。