レッドハットのパートナー【5】Red Hat OPEN に関する説明と利用手順 その2

こんにちは、ソリューションアーキテクトの岡野です。

今回は、OPEN の有益なコンテンツの一つである、オンラインLAB (OPENTLC) の利用方法についてご説明したいと思います。OPENTLC には、以下のような特徴があります。

  1. OPEN トレーニングでの利用を想定したハンズオン環境
  2. 必要に応じて、自動的にアカウントが払い出される
  3. Connect とOPENTLC は別アカウント

※LAB はアドバンスドビジネスパートナー、プレミアビジネスパートナーの方にご利用いただけます。レディパートナーの方でご利用希望の方は、弊社担当営業までご相談ください。

特に、3 のところがややわかりにくく、OPENTLC のログイン要求画面で、Connect のアカウントを利用しようとしてログインできないというケースがありますのでご注意ください。

初めて OPENTLC を利用する際は、上記、2 に関連するアカウントの設定が必要となります。流れは以下の通りです。

 

1. OPEN トレーニングで、LAB を含むトレーニングコンテンツを開始する
2. OPENTLC アカウント発行に関するメールを受信する
※トレーニング開始から最大半日程度のディレイがあります
3. 受信したメールに記載されたアカウントの Activate を行う
4. 初期パスワードが記載されたメールを受信する
5. 初期パスワードをご希望のパスワードに変更する

 

具体的な方法に関しては、「OPENTLC アカウント管理 」をご確認ください。

以上で、アカウントの作成は終了です。アカウントは、一度作成すれば以降の LAB コンテンツにも利用可能です。

OPENTLC では、多くのコンテンツで、SSH 共有キーを利用した SSH 接続を利用します。このため、事前に SSH 共有キーの設定が必要となります。

SSH の設定および接続の方法に関しては、「OPENTLC SSH 設定方法」をご参照ください。

初期設定は以上で終了です。

あとは、 OPEN のLABマニュアルに沿って実施してください。基本的な流れは以下の通りです。

1. LAB 手順書に従い、OPENTLC 上で、指定された LAB をデプロイ
2. デプロイに伴い受信したメール内に記載されたGUIDを確認
3. LAB 手順書に記載された手順で、OPENTLC を利用

この際に GUID が必要となります。

 

いかがでしたでしょうか?

多くの Red Hat 製品を網羅したトレーニングコンテンツ「OPEN」 は、とても有用なツールです。ぜひご利用ください!!

 


レッドハットのパートナー 記事

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。