Red Hat Application Services NewsLetter 2021/5月号

Red Hatのソリューションアーキテクトの森です。

Red Hat にはクラウドネイティブアプリの開発に役立つ、ソフトウェアのラインナップが充実していることをご存知ですか? ここでは、それらのソフトウェア [Red Hat Application Services]に関する注目ニュースを、各製品技術に特化したソリューションアーキテクトが、ご紹介します。

今回は 2021/5月号となります。

想定読者
  • エンタープライズアーキテクト
  • アプリケーション開発者
  • システムの提案をするSIerの方

特集1: Red Hat Runtimesの最新アップデート:どこでも、誰でもQuarkus

Red Hat Runtimes portfolioの最新アップデートとQuarkus 1.11.6の紹介になります。
また、今回、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のサブスクリプションにQuarkusのエンタイトルメントを追加することを発表しました。
Quarkus on RHELは、サーバーレス、マイクロサービス、コンテナ環境での活用やビジネスクリティカルなアプリケーションのエッジへの展開に弾みがつくと考えます。

www.redhat.com

特集2: APIのライフサイクルを体験できるハンズオンワークショップ "Day in the Life - Agile Integration"のご紹介

APIの設計から実装、管理まで、APIフルライフサイクルをハンズオン形式で体験できる「DIL Agile Integration ハンズオンワークショップ」を紹介しています。
Apicurio, Microcks, 3scale, Fuse, Code Ready Workspaces, Keycloak (RH-SSO), OpenShiftなど、オープンソースをベースとした製品を活用し、APIファーストのアプローチによるAPIのライフサイクルを体験できる無償のワークショップです。
興味のある方はRed Hatまでご連絡を。

speakerdeck.com

特集3: Process Automation 7.10 新機能!ビジネスプロセスからAMQ Streams(kafka)を送受信してみよう

Red Hat Process Automation Manager と、Red Hat AMQ Streams (Apache Kafka) を統合することができるようになりました。

ビジネスプロセスは、メッセージイベントを使用して Kafka メッセージを送受信することができます。 KIE Server では、プロセス、ケース、またはタスクが完了したときに Kafka イベントを生成させることができます。

今回は、簡単なサンプルプロセスを作成して、Kafka メッセージ からプロセスを開始する方法と、プロセス終了時に Kafka メッセージ を送信する方法についてご紹介していきます。

rheb.hatenablog.com

好評開催中!クラウドネイティブアプリ開発関連のWebinar全6回

  1. Cloud Nativeを見据えたアプリケーションアーキテクチャとレガシーモダナイゼーション
  2. コンテナ時代の開発ツールチェインと開発プロセスのベストプラクティス
  3. クラウド/コンテナを前提とした時代のアプリケーション実行環境の選択
  4. マイクロサービス/サーバーレス実践入門
  5. これからのシステム連携を実現するデジタル基盤とアプローチ
  6. Cloud Nativeなデータパイプラインの作り方とオープンハイブリッドクラウドへの展開

各回とも、オンデマンドで視聴出来ます。(お名前とメールアドレス等の登録のみで視聴可能です) 下記リンクよりぜひご登録ください。

www.redhat.com

直近GAになった製品群

最近リリースとなった Application Services 製品群のリストをご紹介します。 見逃している製品が無いか、是非一度ご確認ください。

Red Hat 3scale API Management 2.10

Red Hat AMQ 2021.Q2

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。