ふたたび、Red Hat Tech Night 2021.01 運営チームからの記事です。ハイライトに続きまして、今回のRed Hat Tech Nightオンラインを支えた配信チームの話をご紹介します。
Red Hat Tech Night 2020.01のハイライトは以下の記事をご覧ください。
一番の功労賞!! 配信チームが教えてくれた裏話
配信を担当した八木澤(ひよこ大佐)です。今回のRed Hat Tech Nightは、配信を含め、すべての企画運営がボランティアチームの手で行われました。したがって、配信も、ロゴの準備やイベント会社などではなく社員の手によってすべて実施したものです。配信にあたって、運営メンバーで打ち合わせやチャットでのコミュニケーションを重ねながら、「どのようなイベントにしていくか」を含めてイチから詳細を詰めていきました。
RHTNは前回(2019年)も開催していますが、当時はRed Hat Forumの開催後に行われるオフラインのイベントでした。そのため、完全にオンラインのみとなる今回のRHTNでは、従来とは全く異なるアプローチが必要でした。
配信をするためには、当日までに必要なタスクが大量にあります。私が実際に担当したのは、以下のような作業です。
ロゴの作成
配信画面の背景画像の作成
配信用のチャンネルの設定
配信用の音源の確保
当日の配信作業
Tech Nightのロゴや背景画像は、ITエンジニアらしいサーバーラックの画像でインダストリアルな雰囲気を漂わせつつ、配信画面の邪魔をしないように暗めのモノトーンで統一しました。不思議なものでロゴなどができあがると「本当にイベントをやるんだ」という実感が湧いてくるのを実感しました。
当日のイベントでは前座のクッキングにはじまりパネルディスカッション、LTとタイプの異なるセッションが複数存在します。コアメンバーや出演者の意見や要望をヒアリングしながら、オンライン会議ツールであるGoogle Meetの制約を考慮しつつ配信の演出などを決定していきました。
今回の配信において一番難しかったのが、この「様々な要望や意見をなるべく取り入れながら、制約を加味して実際の配信に落とし込んでいく」というプロセスです。もちろんすべてを取り入れていきたいのですが、実際のリソースには限りがあるのですべてをやろうとすると途端にリソース不足になってしまいます。
イベントの配信において重要なのは「視聴者が見やすく、楽しめる」配信になることです。いくら凝った演出をいくつも用意しても、それが邪魔になるようでは本末転倒です。配信前やセッションの合間、配信終了などシーンが切り替わる場面もあるため、リハーサルを行いつつよりよい配信になるよう検討を重ねました。
当日は「配信担当者自身がLTに登壇する」というハードな状況でしたが、なんとか大きな配信上の不具合もなく安定して視聴者の皆様にお届けすることが出来ました。これもコアメンバーの協力や登壇される方々のスムーズな切り替えの賜物です。
実際の配信風景
もちろんすべてがうまくいったわけではなく、改善すべき点もたくさんありました。今後のイベントではその反省を活かしながらより皆様が楽しめる、見やすい配信にしていければと思います。
以上を踏まえて、再度RHTNが見たくなった方はこちらをご覧ください! https://www.youtube.com/watch?v=mxyQEm0idB4&feature=youtu.be