2018-01-01から1年間の記事一覧

Architecture Design Patterns の紹介

Red Hat でソリューションアーキテクトをしている。荒木です。 赤帽エンジニア Advent Calendar 2018 の8日目の本記事では、私は普段、OpenStack を扱うことが多いという理由から、今回は、Red Hat OpenStack(RHOSP) について、ふわっと紹介します。また、…

systemd-coredump環境で暮らす

Red Hat の森若です。 本記事は赤帽エンジニアAdvent Calendar 2018の7日目です。 RHEL 7 まで、開発中以外のタイミングでクラッシュするプロセスのcoreを取得するのはなかなか大変でした。デフォルトではプロセスのCWDにcoreファイルを保存しますが、このサ…

DBへの変更をイベントストリームに変換するOSS: Debeziumの紹介とチュートリアル

Red Hatの須江です。 本記事は赤帽エンジニアAdvent Calendar 2018の6日目です。 (子供の寝かしつけで一緒に寝落ちして日付が変わってしまいましたが12/6分です。。。) Debeziumとは? DebeziumはDBに対するデータ操作をキャプチャしてイベントストリームに変…

OpenShift上でデータベースを利用する

Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift 全部俺 Advent Calendar 2018 - Qiitaの6日目のエントリです。 JapanContainerDays v18.12でも何度か話題になったのですが、データベースをKubernetes上で動かすのは良くないであるとかアン…

OpenShiftの日本語ドキュメント

Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift 全部俺 Advent Calendar 2018 - Qiitaの5日目のエントリです。 JapanContainerDays v18.12でPaaS JPコミュニティパネルセッションにパネリストとして参加したのですが、コンテナ界隈の現状と…

OpenShiftの内部DNSについて語る...のではなく、dnsmasqとgdbで遊ぶ話

Red Hatでコンサルタントをしている織です。 赤帽エンジニアAdvent Calendar 2018の5日目の本記事では、OpenShiftの内部DNS(Kubernetesにおけるkube-dns)の動きを解説する...と見せかけて、dnsmasqにdbus経由で注入された設定情報をgdbを使って覗き見る遊び…

PCPを使ってパフォーマンスの謎を数分で解く

Technical Account Manager (TAM) の id:chorn-redhat です。Performance Co-Pilot (PCP) を使った事がありますか。PCP の基本がここに書いてあります。 www.redhat.com

Kubernetes privilege escalation and access to sensitive information in OpenShift products and services - CVE-2018-1002105

Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift 全部俺 Advent Calendar 2018 - Qiitaの4日目のエントリです。 KubernetesでのCriticalとなる脆弱性、CVE-2018-1002105が発表されました。WebSocketに遷移する際のHTTP Upgrade時に101 Switc…

コンテナイメージをコンテナレジストリ間でコピーする

Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift 全部俺 Advent Calendar 2018 - Qiitaの3日目のエントリです。 OpenShiftのJenkins Pipelineビルドなどを利用して、コンテナイメージをあるレジストリから別のレジストリにコピーしたかった…

OpenShiftのデフォルトスケジューラにおけるSelectorSpreadPriorityのスコア

OpenShift 4.6までの古い内容です。OpenShift 4.7からはSelectorSpreadではなくPodTopologySpreadとなります。 Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。OpenShift 全部俺 Advent Calendar 2018 - Qiitaの2日目のエントリです。投稿日は12/3で…

Camelデザインパターンの紹介

Red Hatソフトウェアエンジニアの佐藤匡剛です。 赤帽エンジニアAdvent Calendar 2018の2日目の記事です。当赤帽エンジニアブログは、Red Hatのエンジニアが何の制約もなく書きたいことを好きに書いていくブログですので、Advent Calendarも同じように各自が…

非エンジニアが技術者コミュニティ活動の運営に携わって感じたこと

TL;DR この投稿は、Qiitaの赤帽エンジニアAdvent Calendar 2018第1日目の投稿です。第1日目はエンジニアじゃなく、書いてみたらかなり長くなってしまったのですが、タイトルの通りの趣旨で書いていきます。 自己紹介 この1年弱コミュニティ活動に携わったこ…

minishiftでOKD 3.11を利用する

Red HatでOpenShiftのサポートをしているid:nekopです。 さて今年もOpenShift 全部俺 Advent Calendar 2018 - Qiitaがはじまりました。去年のものはOpenShift 全部俺 Advent Calendar 2017 - Qiitaです。 まずは去年に引き続きくminishiftでOpenShift環境を…

IBM CloudでRHEL7を使うには

Red Hatの平です。オンプレミス以外にクラウドプロバイダーが提供する従量課金のRHELがあります。 Red Hat製品を正規に動かすことができるクラウドプロバイダーは、Red Hat認定クラウド&サービスプロバイダーのカタログ からご確認頂けます。 今回はIBM Clou…

Red Hat Enterprise Linux 8 Betaのみどころ

Red Hatの森若です。 RHEL8のBetaがでたらしい。試してみる時間はないけど気になる…… 英語のリリースノート読むのめんどくさい…… 8Betaのまとめはよ…… という皆様、お待たせしました。 Red Hat Enterprise Linux 8 Betaのリリースノートから主要なところだけ…

AWSのARM環境(A1)で利用可能なRHEL for ARM on AWS

Red Hatの平です。ラスベガスで現在開催されているAWSのカンファレンス AWS re:Invent 2018 にて、11月26日にAmazon EC2上でARMベースのサーバーを作れるA1インスタンスが発表されました。 aws.amazon.com Red HatはAWS社とのパートナーシップにより同じタイ…

テクニカルサポートエンジニアの10の心得

Red Hat の杉村です。Ansible のテクニカルサポートエンジニアをしています。 今回は「テクニカルサポートエンジニアの10の心得」と題しまして、これまでの約4ヶ月で意識するようになったことをまとめてみようと思います。 この10個の項目には特に順番はあり…

オープンリーダーシップとは何か?

Red Hatの安間です。今回はオープンリーダーシップという概念についてご説明をしたいと思います。テクノロジーの話ではありませんが、レッドハットのユニークな文化を語る上で欠かせないものですのでご紹介させてください。

RHEL 8 Betaのドキュメントにフィードバックをする

Red Hatの森若です。 今回はRed Hatのドキュメントへのフィードバックを簡単に行うための仕組みを紹介していきます。 ドキュメントへのフィードバック ドキュメントを読んでいておかしい点や、それらしい章を読んでも知りたいことがわからないような場合には…

RHEL8のパッケージ構成 - BaseOSとApplication Stream

Red Hatの平です。待ちに待ったRHEL8 Betaがリリースされましたね。 今回のRHEL8の大きな変更として、今までベースレポジトリ、Optionalリポジトリ、Extrasリポジトリなどで提供されていた数々のレポジトリが見直されて、BaseOSとApplication Stream(AppStre…

OpenShiftのPrometheusスタックでクラスタの異常をメールやPagerDutyで通知する

レッドハットの林です。 OpenShift v3.11から、Prometheus、Grafana、Alertmanagerによる監視スタックがリリースされています。 デファクトスタンダードによる安心の監視システムと思いきや、リリース直後とあって何ができて何ができないのか、今ひとつ掴み…

Red Hat Enterprise Linuxの"Public Beta"とは?

Public Betaの位置づけ ユーザの立場から見たPublic Beta Public Betaをどうする? 問題や機能拡張リクエストはどこへ? Red Hatの森若です。 Red Hat Enterprise Linux 8 の Public Betaがリリースされました。 今回はこのPublic Betaの位置づけや、ユーザ目…

RHCSA / RHCE のすすめ

Red Hat の杉村です。Ansible のテクニカルサポートエンジニアをしています。 前回の記事は多数の皆さまに見ていただいたようで、ありがとうございました。 rheb.hatenablog.com Red Hat では RHEL の認定試験を実施しておりまして、社員はトレーニングや試…

マイクロサービスにおけるCamelのVETROパターンの適用方法

レッドハットのコンサルタントのフェンです。 まず、歴史が繰り返し、社会は進化する | OMRONを読んだ後の感想を共有します。 ソフトウェアがインテグレーション技術を生み、インテグレーション技術はソフトウェアアーキテクチャの変貌を促すという事ですね…

オープンソース製品の「仕様」

Red Hatの佐藤匡剛です。昨日、Red Hat Forum / Tech Nightにお越しいただいた方、ありがとうございました。 昨日のRed Hat Tech Night冒頭のトークセッションで、id:nekopこと木村さんから面白い発言があり、Twitterでも話題になっていたようなので、ちょっ…

Operatorの開発を身近にする技術 - Helm App Operator Kit

Red Hatの林です。 Kubernetes関連でOperatorの話をよく聞くけど、 実装の仕方も難しそうだしいまいち身近に感じられない。。。 そんなときは、helmチャートからOperatorを作成できる、Helm App Operator Kitを試してみてください。 literalice.com 複雑なオ…

AWSでRHEL7を使うには

Red Hatの平です。オンプレミス以外にクラウドプロバイダーが提供する従量課金のRHELがあります。 Red Hat製品を正規に動かすことができるクラウドプロバイダーは、Red Hat認定クラウド&サービスプロバイダーのカタログ からご確認頂けます。 今回はAWSのAma…

Ansibleブロガー2018を開催いたします! #ansiblejp

こんばんは。レッドハットでAnsibleのビジネス開発を担当している中村(@fideleruuth)です。 2017年末にもこっそり開催しておりました、Ansibleブロガーキャンペーンを今年も開催します。 Ansibleブロガー2018 対象 今回は、Qiitaのアドベントカレンダーに…

AzureでRHEL7を使うには

Red Hatの平です。オンプレミス以外にクラウドプロバイダーが提供する従量課金のRHELがあります。 Red Hat製品を正規に動かすことができるクラウドプロバイダーは、Red Hat認定クラウド&サービスプロバイダーのカタログ からご確認頂けます。 今回はAzure上…

Kafka Operator (strimzi)でKubernetes上にNoOpsなメッセージングシステムを実現する

レッドハットSAの林です。 エンタープライズ品質のメッセージングシステムをOpenShift上に導入できる「Red Hat AMQ Streams」がGAとなりました。 access.redhat.com Red Hat AMQ StreamsはOSSプロジェクト「Strimzi」からリリースされているプロダクトです。…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。