2022-01-01から1年間の記事一覧

(初心者向け)3scale 再入門

こんにちは、ソリューションアーキテクトの蒸野(ムシノ)です。 今回は 「Red Hat 3scale API Management」について取り上げてみたいと思います。 今更APIの重要性を説明する必要はないかと思いますので、こちらの「API管理と3scaleの基礎知識」をご覧いた…

Skupperを使ってクラスタ間を結びコンテナイメージをコピー

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている石川です。 前回の記事ではOpenShift Pipelines(Tekton)の中でskopeoを動かし、CIパイプラインでビルドしたイメージを別クラスタのコンテナレジストリにコピーしました。 この際、あて先となる…

x86-64-v2 マイクロアーキテクチャレベル用にRed Hat Enterprise Linux 9 をビルドする

この記事はBuilding Red Hat Enterprise Linux 9 for the x86-64-v2 microarchitecture level | Red Hat Developer の翻訳です。 Red Hat Enterprise Linux 9 はこの記事で紹介されている x86-64-v2 アーキテクチャむけにビルドされています。 Linuxディスト…

OpenShiftで仮想マシンを扱うOpenShift VirtualizationをAWSで動かす(1)

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">本日の記事はOpenShiftで仮想マシンを扱うことが出来るOpenShift VirtualizationをAWS上にデプロイし、AWSのベアメタルインスタンスで仮想マシンを扱ってみたいと思います。 " data-en-clipboard="t…

Red Hat Application Services NewsLetter 2022/4月号

Red Hat のソリューションアーキテクトの杉本拓です。 Red Hat にはクラウドネイティブアプリの開発に役立つ、ソフトウェアのラインナップが充実していることをご存知ですか? ここでは、それらのソフトウェア [Red Hat Application Services] に関する注目…

Ansible Automation Platform 2.1 のご紹介 Part2 - アップグレード編(その1)

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。 前回は AAP2.1 の大きな変更点であるコンテナ化された実行環境と、Ansible Automation Controller による実行方法についてご説明しました。今回、ansible-navigator のご説明をしよう!と…

クラウドネイティブなAPI管理を実現するKuadrantとそのサブプロジェクトAuthorino

Red Hatでソリューションアーキテクトをしている杉本 拓です。今回の赤帽ブログではKuadrantについてご紹介します。 Kuadrantは、Kubernetesで動作するアプリケーションを開発するデベロッパーが、そのKubernetesのサービスを安全に公開、利用できるようにす…

RHACS (Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes) のご紹介

こんにんちは、Red Hat でソリューション・アーキテクトをしています花田です。 本日は、コンテナ向けのセキュリティ製品である RHACS (Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes) をご紹介したいと思います。 RHACS と言うとちょっと長いので、以…

Quarkusのアーキテクチャ -スレッド編-

一般的な話 アプリケーションの中ではたくさんの通信やファイルなどのI/Oが実行されます。これらのI/Oが行われている間、スレッドはI/Oが終わるのを待っているしかありません。そのため、これらの処理はブロッキング処理と呼ばれています。待っている間、ア…

ROSAのdedicated-adminについて調べてみた

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている北村です。今回はROSA(Red Hat OpenShift on AWS)環境のdedicated-adminの権限について軽くまとめていきます。 dedicated-adminへの権限付与の仕組み ROSAをインストールしたのちログインすると…

エッジコンピューティングのエッジの定義と特徴について

はじめに みなさん、こんにちは。 Red Hatでソリューションアーキテクトをしている小野です。 みなさんはエッジコンピューティングを検討する際に「エッジって何?どこを指してるの?」と感じたことはありませんか? それもそのはず、エッジコンピューティン…

レッドハットのカスタマーポータルで2FAを有効にしたい

クラウドインフラ全般を担当しているソリューションアーキテクトの伊藤です。 ※この記事は記事公開時点での手順を紹介しております。 この記事の情報 レッドハットのカスタマーポータルで2FAを有効にする方法 2FAを有効にするための手順 1. 2要素認証を有効…

Multi-access Edge Computingの戦略の方向性

はじめに みなさんこんにちは。 Red Hatでソリューションアーキテクトをしている小野です。 2/22に開催されたOpen Mobile Network Infra Meetup #6にてMECの標準化動向をお話しさせた頂いた際、以下のご質問を頂きました。 ※発表内容はこちらを参照 MECはど…

Tektonとskopeoを使ったコンテナイメージのコピー

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている石川です。 以前に本ブログでOpenShiftで利用可能なCIパイプラインであるTektonについてご紹介しましたが、今回はTektonを使ってCIパイプラインの中でコンテナイメージを外部のレジストリにコピー…

OpenShiftのControl Plane/Worker Nodeのエッジ向けデプロイメントのHW最小要件まとめ

はじめに みなさん、こんにちは。 Red Hatでソリューションアーキテクトをしている小野です。 OpenShift にはエッジ向けデプロイメントとして、Control Plane と Worker のデプロイメントパターンがいくつか存在します。 本稿では、各デプロイメントパターン…

KCSドキュメントの紹介

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。毎月1つは何か書くことを目標にしています。 しかしながら2月はあっという間に過ぎてしまい、28日になってしまいました。今月はKCS (Knowledge Centered Service) について紹介しようと…

AWS STSを使って一時的な認証情報を扱うOpenShift on AWS環境を構築する

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている北村です。 今回はAWS環境でOpenShiftを構築・利用する際の認証情報の扱いについて考えていきます。 みなさんはOpenShift上のコンテナからAWSを操作する時、どのような形で権限を付与していますか…

Red Hat Application Services NewsLetter 2022/3月号

Red Hat のソリューションアーキテクトの伊藤ちひろです。 Red Hat にはクラウドネイティブアプリの開発に役立つ、ソフトウェアのラインナップが充実していることをご存知ですか? ここでは、それらのソフトウェア [Red Hat Application Services] に関する…

Red Hat Single Sign-on OperatorがGAに

Red Hatのソリューションアーキテクトの井上たかひろです。 Red Hat Single Sign-on OperatorがRed Hat Single Sign-On 7.5.1 からとうとうサポートになりました。 これにより、Red Hat SSOのインストール、特に運用が楽になります。(インストールは元から簡…

Developer Summit 2022 でレガシーアプリケーションの段階的移行の話をしました

レッドハットのソリューションアーキテクトの森です。 2月17日〜18日にオンライン開催された、Developers Summit 2022 のスポンサーセッションで、「レッドハットのミドルウェアでレガシーアプリケーションを段階的にモダナイズする話」というテーマで、レガ…

Red Hatが魅せるOpenShiftの未来

OpenShift Commons Gathering Japan 2021 Recap: OpenShift Commons Gathering Japan 2021 (vol.3) 2021年12月に閉幕した 「OpenShift Commons Gathering Japan 2021」。 前回の第二回目では「コンテナ導入の成功要因は自己完結型の運用体制」と題して、レッ…

OpenShift 上でMendixアプリを公開する

ソリューションアーキテクトの蒸野(ムシノ)です。 今回も引き続き「OpenShift上でのローコード開発」についてお伝えさせて頂けたらと思います。 前回までの振り返り 前回までは、ローコードビジネスのメリットやMendixサンプルアプリを作成しました。 また…

AMQP InterconnectベースでKubernetesのマルチクラスタ間のネットワークを構成するSkupperのご紹介

みなさん、こんにちは。 Red Hatでソリューションアーキテクトをしている小野です。 ハイブリッドクラウドやマルチクラウドの環境下へKubernetesクラスタをインストールしたときに、 Kubernetesクラスタ同士を接続するネットワークをどのように構成するのか…

コンテナ導入の成功要因は自己完結型の運用体制

OpenShift Commons Gathering Japan 2021のキーノートを振り返りながら、コンテナ導入の成功要因に迫ります!

Ansible Automation Platform 2.1 のご紹介 Part1

皆さんこんにちは、Red Hat ソリューションアーキテクトの岡野です。 メインの仕事はパートナーを担当する SA なのですが、『Ansible 大好き』 を公言しているので、関連する仕事は良くやっています。 長らく赤帽エンジニアブログを書いていませんでした、皆…

Red Hat Application Services NewsLetter 2022/2月号

Red Hat のソリューションアーキテクトの蒸野(ムシノ)です。 Red Hat にはクラウドネイティブアプリの開発に役立つ、ソフトウェアのラインナップが充実していることをご存知ですか? ここでは、それらのソフトウェア [Red Hat Application Services] に関…

Karavan Designerの紹介(その2)

みなさんこんにちは、レッドハットでソリューションアーキテクトをしている暮林といいます。 前回はKaravan Designerがどんなものかということを紹介いたしました。 rheb.hatenablog.com 今回の記事では、前回の予告通りノーコードでapache KafkaのPoCができ…

今日から始めるセキュリティ対策 〜Dependency Analytics〜

こんにちは、Red Hatでソリューションアーキテクトをしている石川です。 今回はアプリケーション開発者の方向けに簡単に使うことができるセキュリティツールをご紹介したいと思います。 昨今、アプリケーションの多くはOSSとして提供されているパッケージを…

OpenShift 4.9 を SNO で構築して、AAP 2.1 をインストールしてみた!

レッドハットの杉村です。Ansible のテクニカルサポートをしています。 Ansible Automation Platform は旧 Ansible Tower の時代から、OpenShift での動作をサポートしています。これまでも自宅で試してみようという記事をこれまでも何度か書いてきました。 …

Multi-access Edge Computing(MEC)の最新標準化動向(2022年1月時点)

みなさん、こんにちは。 Red Hatでソリューションアーキテクトをしている小野です。 MEC(Multi-access Edge Computing)の最新の標準化動向を以下の記事にてまとめてみましたのでご紹介します。 qiita.com 5G SAの商用化もアナウンスされ、いよいよ5Gも本格化…

* 各記事は著者の見解によるものでありその所属組織を代表する公式なものではありません。その内容については非公式見解を含みます。